高勝率が狙えるFX自動売買サービス2選!高めるコツや注意点について説明

FXは自動売買システムを使ったトレードも可能です。FX自動売買システムとは、あらかじめ設定したプログラムに基づいて、自動的に売買が繰り返されるシステムのことです。この記事では、高勝率が狙えるFX自動売買サービスを2つ紹介します。その他、高勝率が狙える可能性がある選び方のポイントや、自動売買で勝率を上げるためのコツについても解説しています。FX自動売買を検討している人はぜひ最後までお読みください。

高勝率が狙えるFX自動売買サービス2選

まずはFX自動売買サービスの一例を見ていきましょう。ここでは高勝率が狙えるものを2つ紹介します。

マイメイト

マイメイトはAIにトレードをお任せできるFX自動売買サービスです。取引を任せられるFX自動売買サービスは他にもありますが、マイメイトの特徴は、AIが自動でトレードを学習し続ける点です。

マイメイトでは、ユーザー自身がエージェントと呼ばれるキャラクターを作成します。このエージェントは、最長で過去3年間の相場データを使い、各種テクニカル指標、ニュース等の情報を学習し、その結果をもとにトレードを行います。さらにエージェントは運用開始後も月に1度直近のトレードや相場情報から学習し、自分自身を更新していきます。

また必ずしもエージェントを1から新たに作る必要はありません。すでに実績を出しているエージェントをランキングの中から選んで運用することも可能です。

マイメイトは新たにエージェントを作成するときも、難しい設定をする必要がなく、選択肢に回答していくだけです。エージェントを育成する感覚でFXができるため、初心者で楽しみながらFXをしたい人に向いています。

トライオートFX

トライオートFXは自分で作ったトレードルールに基づいて、自動的に売買が繰り返される自動売買サービスです。自分が寝ている間も、仕事をしている間も24時間投資機会を逃さないため、トレード時間の節約につながります。また自分だけのオリジナルの設定を、難しいプログラミングなどの知識がなくても簡単に作ることができる他、ストラテジストや人気ブロガーといった上級者が考案したトレードルールの中から選んでトレードを始めることも可能です。

トライオートFXは24時間、常に投資機会を逃さないため、仕事や子育てで忙しく、常にFXのトレード画面を見ていることができない人におすすめです。

FX自動売買の勝率の計算方法

FX自動売買の勝率は、FX自動売買で行ったトレードのうち、利益が出たトレードの割合のことを表し、以下の計算式を使って計算します。

【FX自動売買の勝率の計算方法】
FX自動売買で利益が出たトレード回数÷FX自動売買で行ったすべてのトレード回数×100

例えばFX自動売買で100回トレードして20回利益確定ができた場合、勝率は20%です。

FXの自動売買は勝率だけで選ぶべきでない理由

FXの自動売買は、勝率だけでなくリスクリワードとのバランスが重要です。リスクリワードとは、1トレードあたりの「リスク=損失」と「リワード=報酬(利益)」の比率のことで、以下の計算式を使って計算します。
【リスクリワードの計算方法】
リスクリワード=利益が出たトレードの平均利益÷損失が出たトレードの平均損失

利益が出たトレードの平均利益損失が出たトレードの平均損失リスクリワード
1万円1万円1
1万円5,000円2
5,0001万円0.5

リスクリワード1の状態は、勝率50%以上ならFXの自動売買トータルの利益はプラスになり、勝率50%を下回れば損失が出ることになります。リスクリワード2の状態は、1回の取引で2倍の利益が出ていることを表しているため、勝率50%に満たなくてもトータルの利益がプラスになります。またリスクリワード0.5の状態は勝率が50%を超えていても利益が出ないということです。

このようにリスクリワードという観点で見ると、勝率が高ければ良いとは限らないことがお分かりいただけるでしょう。

勝率は、FXトレードでうまくいっているかどうかを判断する際に分かりやすい尺度です。しかしリスクリワードのうちリスクの部分は損切注文を入れる、リワード(リターン)の部分は一定の範囲で指値注文を入れておけば利益が確保できるため、FX初心者にとっては勝率よりリスクリワードの方が、コントロールしやすい傾向があります。

FXの自動売買は勝率と、リスクリワードという両面から改善を目指すと、より早く利益アップにつながっていくでしょう。

FXの自動売買で勝率を高めるコツ

FXの自動売買は長期運用を心がける、完全放置しない、慎重にツールを選ぶといった方法を心がけることで、勝率が高まる可能性があります。FXの自動売買で勝率を高めるコツを3つ紹介します。

中長期的に運用する

FXはトレンドがあるため、自動売買で取引をしていると一時的に含み損を抱えることがあります。

しかしFXの自動売買は、中長期的に利益を積み重ねていく手法のため、手動で安易に含み損を早い段階で損失確定させると、損失が積み重なり逆効果になる可能性があります。含み益の場合も同様で、安易に含み益を手動で確定すると、本来はもっと大きな利益を狙えたチャンスを自らの手でつぶしてしまうかもしれません。

自動売買は、短期間の値動きで一喜一憂せず、長期的な視点で投資をするものと心得ておきましょう。

完全に放置しない

自動売買は中長期的な運用を前提とした取引を行いますが、完全放置して良いわけではありません。

運用している通貨ペアを発行している国の中央銀行の政策金利発表や、重要な経済指標は少なくともチェックすることを心がけ、必要であれば自動売買の見直しをしてください。また災害や、要人発言等で為替レートが急激に動くことがあるため、経済指標が発表される日時を押さえておくと同時に、できれば1日1回はチャートを確認しておくと良いでしょう。

慎重にツールを選ぶ

自動売買を探し始めると多くのツールが見つかるかもしれません。安易に購入せずに、慎重に各商品を比較して選びましょう。ツール選びで比較すべきポイントを紹介します。

  • リスクリワード(損益率)が1を上回っているか?
    一定期間の勝ちトレードの平均利益を負けトレードの平均損失で割って計算します。1を超えていれば、利益が損失を上回っている状態です。
  • 売買システムの種類は自分に合っているか?
    自動売買はあらかじめ用意された自動売買の中から選ぶ「選択型」、自動売買を自分で1から作る「開発型」等があるため、自分に合ったものを選びましょう。
  • 期待収益率は良好か?
    期待収益率とは、用意している証拠金に対して、将来的に期待できる収益の平均値のことです。20%を超えていれば良好なパフォーマンスと言えます。
  • 取引回数
    FX自動売買は、設定したプログラムがどれくらいパフォーマンスを出せるのか、あらかじめテストを行っているものがほとんどです。事前に行っている取引回数が多い程その自動売買ツールは信頼性が高いと考えられます。
  • 最大ドローダウン
    最大資産からの下落幅をドローダウンと言いますが、最大ドローダウンはその中でも最も大きいドローダウンのことを言います。最大ドローダウンは起こりうるリスクとして考えておく必要があります。

FXの自動売買で用意すべき資金の目安

レバレッジや取引単位にもよりますが、レバレッジ25倍、取引単位1万通貨、4~5通貨ペアに分散投資をするとした場合、FX自動売買で用意するべき金額は最低約20万~30万円です。

投資は、投資先を値動きの特徴が異なる資産に分散させる分散投資をすると、価格変動リスクが小さくなる可能性があります。FXも同様で、値動きの特徴が異なる通貨ペアに分散投資をすればリスクを抑えられる可能性があります。

そのためここで紹介した金額が用意できなくてもFX自動売買を始められますが、分散投資や中長期での運用をするために、紹介した金額よりも余裕を持った初期費用を用意しておけばなお安心です。

まとめ

FX自動売買は、中長期的な運用を心がけること、完全放置しないこと、そして慎重にツールを選ぶことで勝率を高くなる可能性があります。しかしFX自動売買は、勝率が高ければ良いというものではありません。FX自動売買は勝率だけでなく、リスクリワードとのバランスを考慮して選びましょう。

インヴァスト証券のトライオートFXは売買条件を設定するだけで、自動的に売買が繰り返されるため、チャートパターン分析が苦手な初心者でもFX取引で利益が狙えます。自分でトレードルールを設定するのが難しいときは、あらかじめ用意されている売買条件のなかから
選ぶことも可能です。