FXの自動売買で月10万円の利益は狙える?コツや注意点・おすすめのサービスも紹介

FXの自動売買で月10万円を狙うことは可能ですが、やみくもなトレードでは難しいためコツを理解する必要があります。この記事では、FXの自動売買で月10万円を狙いたい方向けに、利益を狙うコツや、注意点、おすすめのサービスについて紹介します。これからFXの自動売買を始めたい方、FX初心者でどのような取引が自身に合っているかわからないという方はぜひ最後までお読みください。

FXの自動売買で月10万円の利益は狙える?

FXの自動売買で月10万円の利益を狙うことは可能です。しかしやみくもにトレードしても、月10万円を狙うことは難しいため、コツを理解したうえで取引にのぞむ必要があります。

FXの自動売買で月10万円の利益を狙うコツ

FXの自動売買で10万円を狙うには、FX業者選びや取引手法などコツがあります。月10万円を狙うためのコツについて詳しく紹介します。

適切に損切りラインを設定する

損切りラインとは損失の拡大を防ぐために、含み損が出ているポジションを決済することです。仮にトレードで利益を積み重ねていても、損切りが遅れると大きな損失を出してしまい、これまでの利益を帳消しにしてしまう場合があります。

そのため新規注文をするときは、仮に為替レートが意図した方向と反対の値動きをした場合、どこまで含み損が出たら損切りをするか決めておきましょう。

損切りの例としては、1トレードで含み損が1,000円になったら決済するなど、損切りラインを自身がFX取引をする際のトレードルールとする方法です。米ドル円の通貨ペアで「1ドル100円で買い注文をしたが、99円まで円高になったら決済する」など、1トレードごとに損切りラインを決める方法などがあります。

スプレッドの狭い業者を選ぶ

売値と買値の差のことをスプレッドといいます。例えば米ドル円の通貨ペアで、売値が146.180円、買値が146.182円の場合、米ドル円を146.182円で購入しても、売値がそれを上回る価格(146.183円以上)にならなければ売却しても利益にはなりません。

つまりスプレッドとはFXにおける実質的な手数料にあたります。上記の例では、スプレッドは146.182円-146.180円=0.2銭です。

スプレッドは狭いほうが手数料が安い、広いと手数料が高いことになります。FX業者を選ぶときは、スプレッドが狭い業者を選びましょう。通貨ペアごとの基本的なスプレッドは、各FX業者の公式サイトで公表されています。

スワップポイントの高い業者を選ぶ

スワップポイントとは、2国間の通貨の金利差調整額のことです。通貨ペアのうち、金利が高いほうの通貨を買い、金利が低い通貨を売って保有することで、保有日数に応じたスワップポイントが受け取れます。

米ドル円の通貨ペアの場合、2023年8月時点の政策金利はアメリカのほうが高いため、買いポジション(円売りドル買い)を保有することでスワップポイントが受け取れます。

スワップポイントは通貨ペアこと、FX業者ごとに異なるため、スワップポイントが高い業者を選びましょう。例えば南アフリカランド円の通貨ペアで、10万通貨保有した場合の1日あたりのスワップポイントを約210円と180円としているFX業者があったとすると、30円の差があり長期で保有すると大きな差になります。

スワップポイントも各FX業者の公式サイトで公表されているため、事前に確認しておきましょう。

スマホアプリを活用する

月10万円を狙うなら、スマホアプリを活用すると良いでしょう。操作性に優れているスマホアプリが多く、いつでもどこでも新規注文や決済が可能で、トレードチャンスを逃しません。またFX業者によって異なりますが、主に次のようなサービス・機能があります。

【FX アプリで利用できる主なサービス・機能】

  • 利用料無料
  • 新規・決済注文
  • 描画ツール
  • テクニカル分析
  • FX関連ニュース配信
  • スピード入金
  • 出金機能

初心者がFXの自動売買で月10万円を狙う際の注意点

初心者がFXの自動売買で月10万円を狙う際、注意すべき点もあります。主な注意点について詳しく解説します。

少額から取引に慣れる

仮に米ドル円の通貨ペアで1万通貨を購入した場合、1円円安になれば1万円の利益が出ます。この取引をレバレッジ10倍で行えば、1回のトレードで10万円を狙うことも可能です。しかし1円円高になれば同様の損失が発生することになります。

大きな損失が出ると投資資金がなくなり、以降の投資が難しくなるかもしれません。投資資金がなくなれば、トレードの経験を積むことができなくなります。そのため初心者のうちは大きな損失を出さないように、少額で複数のストラテジーを活用して、まずは自動売買に慣れることが大切です。

余剰資金で取引する

FX取引をするときは、余剰資金で行うことを心がけましょう。

余剰資金とは、手取り収入から食費や住宅費、光熱費といった「日々の生活に必要なお金」と、車の購入や旅行費用、教育費といった「近く使い道が決まっているお金」を引いた残りの金額を指します。

余剰資金で取引をしないと、仮に損失が発生した場合、それ以降のFX取引の目的が生活費を取り戻すことに変わり、冷静な分析などができなくなる可能性があります。勝率が下がり、FXの収益悪化につながりかねないため、FX取引は余剰資金で行うことを心がけてください。

FXの自動売買で月10万円を狙う際におすすめのサービス

FXの自動売買で月10万円を狙う際に、おすすめのサービスを2つ紹介します。自身に合ったFX の自動売買を選ぶ際の参考にしてください。

トライオートFX

画像:インヴァスト証券

トライオートFXは、あらかじめ設定したトレードルールに基づいて、自動的・機械的に売買を繰り返す自動売買サービスです。自身が仕事している間、就寝中などFX画面を見ることができない間も、常にトレードチャンスを狙い続けます。

トライオートFXはスマホアプリでも操作が可能です。現在の証拠金額や通貨ペアの分散状況などを一目で確認できます。また自動売買を1から設定することもできますが、あらかじめ人気ブロガーやストラテジスト、他のトライオートFXユーザーといった上級者のトレードルールから選ぶ「セレクト」という機能もアプリ上で使えます。

高機能なチャートも搭載されており、状況に合ったトレードルール選びに役立つでしょう。そのためトライオートFXは次のような方におすすめです。

  • FX初心者
  • 仕事や家事で忙しく、FX画面にずっと向き合っている時間がない
  • 高度な分析ツールを使用したトレードをしてみたい

マイメイト

画像:インヴァスト証券

マイメイトはAIを活用したFXの自動売買サービスです。簡単な質問に答えるだけで、エージェントと呼ばれる自身だけのAIが作れます。マイメイトのエージェントは、過去の取引を分析してトレードに反映させる他、自動売買開始後も継続的に学習を繰り返します。

またエージェントは1から作成する必要がありません。すでに勝ち抜いているエージェントの収益率や勝率を見ながら、自身に合ったものを選んで運用が始められます。なおマイメイトはスマホでの操作は可能ですが、アプリはありません。

マイメイトは自身の取引方針に合ったAIを選んで運用が始められるため、次のような方におすすめです。

  • FX初心者
  • 仕事や家事で忙しく、FX画面にずっと向き合っている時間がない
  • 自身の取引方針に合った運用を自動売買に反映させたい

まとめ

FXの自動売買で月10万円の利益を狙うことは可能ですが、取引手法やFX業者選びなどコツがあります。また、余剰資金で少額の資金でスタートしないと損失が出て、失敗してしまう可能性があるため注意が必要です。FXの自動売買で月10万円の利益を狙うために、自動売買の仕組みやコツを理解して自身に合ったものを選びましょう。