欧米市場の戦略

■アジア市場サマリー
日経平均 20099.81 +1.43 +0.01%
TOPIX 1619.11 -0.23 -0.01%

■現況のセンチメント
中立(VIX指数10.03)

■市場のテーマ
米長期金利の動向
主要国の株価動向
トランプ政権の政策への思惑
原油相場の動向

■本日の材料
21:30 (米)新規失業保険申請件数
   (米)生産者物価指数
22:30 (米)イエレンFRB議長の議会証言(上院)
24:30 (米)エバンス・シカゴ連銀総裁の講演
02:00 (米)ブレイナードFRB理事の講演
   (米)30年債入札

■今夜の売買戦略(ドル円)
 生産者物価指数に注目

昨夜のドル円は、イエレンFRB議長の議会証言を
市場がハト派的と受け止めた事により、113円台後半の
水準から急落。一時113円を割り込む場面が見られました。
本日の東京市場では、日経平均が寄り付きから上昇して
始まると、ドル円は一時113.50まで反発しましたが、
その後日経平均の反落と共に下落に転じ、一時112.80台
まで下げ幅を広げました。
イエレンFRB議長の発言を受け、ドル円は上値の重さが
意識される展開となております。本日はインフレ指標となる
米PPIが発表されますので、仮に弱い結果となれば、昨夜の
”ハト派的”な発言を裏付ける結果と捉えられ、もう一段の
ドル円下押し要因となるかもしれません。
今夜のドル円は米経済指標発表後の値動きに的を絞って勝負
します。

現在のレート
 ドル円:113.00