昨晩の海外

金曜日の海外市場は、米主要株価3指数が、史上最高値を更新する中、リスク回避の巻き戻しが続くも、週末や来週のFOMCを控えて、様子見ムードが残る展開で終了した。米7月製造業PMI・速報値が、予想を上回った一方、サービス業PMI・速報値が予想を下回り、影響は限定された。
 ドル円は、米10年物国債利回りが1.311%まで上昇したことを手掛かりに110.59まで一時上昇、ユーロドルは1.1774から1.1774で上下、前日のECB理事会で、フォワードガイダンスの変更に反対したバイトマン独連銀総裁が、「ECBの低金利環境が過度に長期間維持される見通しについて懸念している」と述べたが、相場の反応は限られた。また、ポンドドルは1.3720から1.3773で揉み合いに終始した。
 一方クロス円では、ユーロ円が130.18から129.86で推移、ポンド円は151.54から152.17まで反発、オージー円は81.66から81.33、NZD円は77.30から79.99で揉み合い、カナダ円は88.05から87.63で上下した。