昨晩の海外

昨晩の海外市場は、世界的な株高を受けたリスク・オンのドル売りが優勢となった。NYダウは、本格的な経済の再開やワクチン開発に対する期待感などから一時711ドル高まで上昇した。米経済指標としては、米4月新築住宅販売件数が予想を上回ったが、5月消費者信頼感指数が予想より弱い内容となり影響は限定された。
ドル円は107.40まで売りに押され、ユーロドルは、独裁判所が、ECBの量的緩和を違憲と判断しているが、「ECBは、ドイツ連銀抜きで量的緩和を実施するための緊急案を作成している」と一部報道が伝わったが影響は限定され1.0996まで上昇、ポンドドルは、1.2964まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円が118.34、ポンド円が133.05、オージー円は71.79、NZD円は66.99、カナダ円は78.17まで上昇した。