欧米市場の戦略

■アジア市場サマリー
日経平均 20225.09 +71.74 +0.36%
TOPIX 1619.02 +6.81 +0.42%

■現況のセンチメント
中立(VIX指数10.40)

■市場のテーマ
米長期金利の動向
主要国の株価動向
トランプ政権の政策への思惑
原油相場の動向

■本日の材料
22:00 (米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
23:00 (米)消費者信頼感指数
   (米)リッチモンド連銀製造業指数
24:00 (米)ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁の講演
02:00 (米)5年債入札
   (米)イエレンFRB議長の講演   

■今夜の売買戦略(ドル円)
 米経済指標とイエレンFRB議長の講演で勝負

昨日の海外市場では、米耐久財受注が予想を下回り
ドル円は一時111.30台まで急落しましたが、
下落一服後は、米長期金利の反発とドラギECB総裁の発言
を受けた対ユーロでのドル買戻しがドル円を押し上げ、
NY午後には111.90台まで反発する展開となりました。
本日の東京市場では、ドル円は堅調な日経平均を支えに
上げ幅を拡大し、午前中に一時112円台を回復する場面が
見られましたが、同水準は維持出来ず、午後に入ると111.70台
まで上げ幅を縮小する展開となりました。
今夜は複数の米経済指標とイエレンFRB議長の講演が予定されて
おりますので、111円台でのレンジブレイクを期待したいところ
です。特段の材料が出なければ、111円台での揉み合い継続と
なるでしょうか。

現在のレート
 ドル円:111.52