金曜日の海外

金曜日の海外市場は、米4-6月期GDPの速報は予想通りとなったが、コアPCEや雇用コスト指数、7月ミシガン大学消費者信頼感指数のインフレ率が下方修正されたこと、北朝鮮によるミサイル発射などの報道を受けて、 米韓の軍事トップが北朝鮮に対して軍事的対応を協議との報道もあって、ドル売り、地政学リスク的な円買いが優勢で週末の取引を終了した。

ドル円は110.55まで下落、ユーロドルは、IMFが「ドルの実質実効為替レートは、米国の中期的なファンダメンタルズからは10-20%過大評価されている」と表明したことや強い独7月消費者物価指数を受けて1.1764まで上昇、ポンドドルも1.3152まで値を上げた。

クロス円では、ユーロ円が130.40まで上昇、ポンド円は145.77から145.12まで売りに押され、オージー円が88.28から88.83まで上昇、NZD円は82.98から83.32で上下、カナダ円は、予想を上回る加5月GDPを受けて89.38まで値を上げた。