昨晩の海外(2024/05/03)

昨晩の海外市場は、週間新規失業保険申請件数が予想より強い結果となったことで、米10年物国債利回りが4.649%まで上昇したことで、一時ドル売りが出るも、その後利回りが4.569%まで低下。ドルに売り戻しが入り、総じて米雇用統計の発表を控えて、様子見ムードの展開。一方円相場は、日銀が公表した7日の当座預金増減要因の予想値から昨日早朝に、財務省の円買い介入が実施されたとの思惑が強く、クロス円中心に円の買い戻しが優勢となった。
 ドル円は、153.06までじり安、ユーロドルは、1.0674まで下落後1.0730まで反発、ポンドドルも1.2545から1.2472まで下落後値を戻した。
 一方クロス円では、ユーロ円は164.23、ポンド円は191.87、オージー円は100.47、NZD円は91.18、カナダ円は111.92まで利食いに押された。