昨晩の海外(2024/03/23)

金曜日の海外市場は、主だった米指標の発表がない中、欧英の早期の利下げ観測からドルの堅調な展開が続いた。ただ、米10年物国債利回りは、4.198%まで低下している。
 ドル円は、151.65から151.01まで一時売りに押され、ユーロドルは、独3月ifo企業景況感指数が、予想を上回り1.0832まで反発後、1.0802まで下落、ポンドドルは、1.2575までげ下落後、反発を1.2625に限定した。尚、ナーゲル独連銀総裁は「おそらく初回の利下げは夏季休暇前になる」、シクルーナ・マルタ中銀総裁は「早ければ4月に利下げに踏み切る可能性を排除すべきではない」と語っている。
 一方クロス円は、利食いが優勢となったNY株価3指数を睨んで、売りが優勢。ユーロ円は163.49、ポンド円は190.39、オージー円は98.52、NZD円は90.71、カナダ円は111.17まで値を下げた。