昨晩の海外(2024/03/19)

昨晩の海外市場は、米3月NAHB住宅市場指数が、予想比上振れしたことで、米10年物国債利回りが4.348%まで上昇、ドルを支えた。ただ、20日のFOMCの結果発表を前に、積極的な売買は手控えられた。
 ドル円は、またぞろ日経新聞電子版で「19日の会合で、日銀が大規模緩和解除、長短金利操作も撤廃」とのニュースに反応して、149.30から148.92まで一時売りに押されたが、大きな動きにはつながっていない。ユーロドルは、ユーロ圏2月消費者価指数・改定値が、市場予想と変化はなく、影響は限られたが、1.0906から1.0866まで下落、ポンドドルは、1.2747から1.2718での小動きに留まった。
 一方クロス円は、日銀やFOMCを控えて、利食いが優勢となった。ユーロ円は、162.69から161.95、ポンド円は190.16から189.54、オージー円は98.06から97.65、NZD円は90.99から90.58、カナダ円は110.39から109.97まで売りに押された。