欧米市場の戦略

■アジア市場サマリー
日経平均 19975.67 -124.08 -0.62%
TOPIX 1621.57 -8.42 -0.52%

■現況のセンチメント
中立(VIX指数9.88)

■市場のテーマ
米長期金利の動向
主要国の株価動向
トランプ政権の政策への思惑
原油相場の動向
日米政治リスク

■本日の材料
22:45 (米)製造業PMI
   (米)サービス業PMI
23:00 (米)中古住宅販売件数

■今夜の売買戦略(ドル円)
 株安・米金利安で下値を警戒

先週末の欧米市場では、欧米株の下落と米長期金利の低下
により、ドル円は徐々に下値を切り下げ、NY終盤でドル円は
一時111円を割り込む展開となりました。
週明けの東京市場では、日経平均が100超安の下落となり、
ドル円は序盤で一時110.70台まで下げ幅を拡大。その後日経平均
が持ち直すと、一時111.10台まで反発しましたが、欧州勢の参入に
により、再び111円台を割り込む展開となっております。
現在欧州の主要株価指数はイタリアを除き、概ね軟調推移となって
おり、市場センチメントはネガティブな状況です。
NY市場が続落となれば、ドル円はもう一段下値を試す展開も想定
されますので、警戒が必要でしょうか。
ドル円は110円前後~111円台前半の値幅を想定し、目先は流れに
逆らわず、戻り売り主体の取引で勝負します。

現在のレート
 ドル円:110.72