高収益を狙うならこれ!「S&P500ETF自動売買」

S&P500ETFSPY)は米国初の上場投資信託として設定された世界で最も長い歴史を誇るETFです。資産残高20兆円を超える世界最大のETFです。

 

1. 人気の3つの理由 ― パフォーマンスは20年で4倍

1-1. S&P500ETFはパフォーマンスがすごい

S&P500ETFは、S&P500というアメリカの株価指数をなぞるように作られています。そのパフォーマンスは圧巻で20年で4倍にも上昇しています。
わかりやすくS&P500ETFと日経225の上昇率の差がこれです。(1993年の1月を0%とした場合)

右端の上昇率を見ると、日経22518.13%に対し、S&P500ETF455.31%です。(2017年6月6日時点。)
投資に敏感で賢い投資がお好きなマネーハッチをご利用の皆様は違うでしょうが、この数十年、日本のほとんどの個人投資家はこの日経225関連の銘柄に投資をしています。
この間、アメリカの個人投資家はS&P500に投資をしているわけです。ガソリンスタンドで働いていたおじいさんがコツコツ投資をして9.7億円の遺産を残すなんていう話もアメリカではざらにあります。ガソリンスタンドの店員がコツコツ株式投資で9.7億円の遺産を残すfrom Market hack

2008年3月から世界株ETF日経225S&P500ETFを比較してもS&P500が群を抜いて高く、世界経済をアメリカが牽引していることがよく分かります。

(世界の指数はは世界株自動売買ETFで対象銘柄としているACWIのデータを利用しています。)

1-2. コストについて

ETFには、投資信託でいうところの信託報酬にあたる「エクスペンスレシオ」というものがあります。価格に全て転嫁されているので、別途支払う必要ないコストですが、この費用が高いとパフォーマンスはその分だけ減少します。

「いま存在するETFすべてを時価総額で加重平均し、平均費用比率を出すと、約0.30%になります。
これは同様に純資産の大きさで加重平均したアクティブ型投資信託の平均費用比率の0.66%に比べると、半分以下です。」
ETF Gateway広瀬隆雄のはじめてのETFより)

このエクスペンスレシオは、S&P500ETFでは0.09%です。

1-3. 人気が人気を呼ぶ流動性

時価総額が最も高く取引参加者も多いため、トレードも頻繁に行われます。そのため、流動性(売買高)が米国大型ETFの中では最も多いため買いと売りの差であるスプレッドも狭いという特徴があります。

 

2. 中身は何で出来ているのか?

S&P500の構成銘柄はその時々の米国企業の時価総額を自動的に反映したポートフォリオとなっています。
つまり、その時の米国企業でもっとも評価の高い銘柄を自動的に選んでくれています。

2-1. S&P500指数とは

S&P500R指数は、スタンダード&プアーズ ファイナンシャル サービシーズ エル エル シーが開発した株式インデックスです。ニューヨーク証券取引所(NYSE ArcaNYSE Amex)、NASDAQに上場している銘柄から、代表的な500銘柄の株価を浮動株調整後の時価総額比率で加重平均し、指数化したものとなります。
1968
年以来、S&P500R指数は、米国経済の主要セクターに連動する米国商務省(US Commerce Department)の景気先行指数のリストの一構成要素となっています。 

2-2. 銘柄トップ10

アメリカを代表する企業はほとんど皆さんにもなじみのある企業ばかりです。アップル、グーグル(アルファベット)、マイクロソフト、フェイスブックなど、今の時代を反映するようにテック企業が上位を占めているのが特徴的です。

2017/06/02時点 SPDRRS&P 500RETFファクトシートより

ちなみに日本人になじみの深い日経225のトップ5は、ユニクロで有名なファーストリテイリング、ソフトバンク、ファナック、KDDI、東京エレクトロンです。

2-3. 業種別

IT系が23.3%を占めています。日経225の場合は「情報・通信業」が11.5%ですから、テック系が非常に高い割合であることがわかります。

2017/06/02時点 SPDRRS&P 500RETFファクトシートより

 

3. 投資スタイル「S&P500ETF自動売買」徹底解剖

さて、そのままでもすごいS&P500ETFをマネーハッチの投資スタイルによってどのようになるのかを検証していきます。

そもそも「投資スタイルって何?」という方は入門ガイド~投資スタイル徹底解説~を一読いただくと理解が深まります。

3-1. S&P500ETFを対象とした投資スタイルは2種類

現時点ではS&P500ETFを対象とした投資スタイルは2種類です。
S&P500ETF自動売買」と「S&P500ETF自動売買×1.2倍」です。

パラメーターは全く同じですが、一点だけ異なるものがあります。それは買い付け時のレバレッジです。これによってパフォーマンスに変化がでます。

「S&P500ETF自動売買」は、レバレッジ1倍だから1万円で1口買い付け。

「S&P500ETF自動売買×1.2倍」は1万円で1.2口買い付け。

これによって購入口数や再投資額などに変化が出てきます。パラメーターの違いは買い付けレバレッジだけで、それ以外は全て同じです。

 

入門ガイドのおさらい
~投資スタイルがどのような自動売買をするのか?~

毎週月曜日に積み立て金額があれば、購入できる口数分だけ自動売買注文を発注します。自動売買注文の動きはこのようになります。

※1. 0.1口の買い付け口数が「×1.2倍」の場合には増えます。
※2. 再投資額は1ドルとなります。

これを毎週積み立て金額に応じて発注していくとこのようになります。
それぞれの自動売買注文が定期的に発注されていきます。

自動売買を可能にする投資スタイルの各パラメーターについての詳細は入門ガイドの投資スタイルの設定~7つのすごい特徴~でご紹介しています。

 

3-2. パフォーマンスの特徴 変動幅も抑えながら安定した高いパフォーマンスを追及する

S&P500ETFを0.1口から買い付け手数料や両替手数料はゼロとして、現物で保有した場合のシミュレーションと比較したパフォーマンスの特徴をご覧いただきます。

現物積立の分配金は再投資するものとします。また、ラップやロボアドバイザーなどの場合、年間報酬が1%程度かかるようですので、報酬を差し引いた額をベンチマークとしています。

マネーハッチによる投資スタイルの最大の特徴は円ベースに直した時の資産の変動幅が非常に小さいということです。

為替変動の影響を元本そのものに受ける現物積立と比較してマネーハッチの投資スタイルは非常に安定しているのが最大の特徴です。円高のリスクを気にしないで投資スタイルによっては同じようなリターンまたはそれ以上のリターンを目指すことができます。

19971月から20176月までのシミュレーション例

比較対象とした「現物積立」のシミュレーション条件」
・0.1口からの買い付け可能とする。
・買い付け手数料なし、両替手数料なし、資産に対して年間報酬1%を日割りで計算。
・分配金は、米国の課税分30%を除いたものを発生日のドル円レートで円転し、再投資する。
・円転レートは米ドル/円の日足終値にスプレッド1銭を加味した値。

「マネーハッチのシミュレーション条件」
ETF価格は、日足の終値を採用しスプレッドを加味(銘柄によって異なるが0.1%~0.3%)した価格です。
・金利コストは、1.25+Liborを毎営業日に円転して算出しています。(Liborは過去の実績を反映しています。)
・分配金は、米国の課税分30%を除いたものを発生日のドル円レートで円転しています。
・実現損益、評価損益、分配金および金利コストの円転レートは、米ドル/円の日足終値にスプレッド1銭を加味した値です。

 

4. 選ぶポイントと使い方のコツ

S&P500ETFは、基本的には高いリターンを求めたい方が使うべき投資スタイルです。

そうはいっても、あらゆる投資ポートフォリオの中で中心的な存在に位置づけられます。日本株や新興諸国の株式を加えれば中心的な存在は世界株ETFになりますが、世界株ETFの中でも比率が最も高く、現在の株式マーケットにおいてコアとなる存在です。

4-1. 今後も米国が経済成長の中心になるかどうか? 

これまでの20年を見れば米国が世界の株式市場を牽引していることは明らかです。しかし、今後どうなるか?というのは誰にも分りません。だからこそ、これからの10年間でも絶対に機能するポートフォリオの組み合わせは存在しませんし、変わっていくかもしれません。

これからもアメリカ中心のマーケットが形成されると考えているのであればもちろんお勧めです。「でも、もしかしたらインド市場あたりがすごい成長を見せるかもしれない!」と考えてしまうのが投資です。

 

 

4-2. 投資の基本はトレンドフォロー。そして柔軟性が大事。

こんな時の投資の鉄則はトレンドフォローといって、これまでの相場の環境に素直に従うことです。

インドが伸びてくれば、そのときに投資スタイルを切り替えれば良いだけです。投資は完璧を求める必要はなく、その時々に、柔軟に対応できるだけの知識と心の余裕を持っておくことが最も重要です。マネーハッチを通じてそういった相場の大局観をもって、自らの判断でスタイルを切り替えることができるように最低限の投資知識を体験しながら獲得してもらいたいと思います。

4-3. 値下がりしたら積極的にレバ1.2倍に切り替えてもよし!

S&P500ETF自動売買で始めた時に値段が下がれば評価損を抱えることになります。
評価損は誰にとってもストレスですし、あまり見たいものではありません。ただし、相場ですから必ずそういう局面はあります。

株価は上がったり下がったりをしながら、長期的に右肩上がりを目指して成長していきます。S&P500ETF自体、つまりアメリカ市場自体に景気停滞のサイン、例えばインドや中国などの成長国がアメリカにとって代わっていくなどがない限りは引き続きS&P500ETFを選び続けることでしょう。

ですから、値下がりは仕込みのチャンスでもあります。そんな時に1.2倍の投資スタイルを利用すれば、低い価格でさらに多くのS&P500ETFを仕込むことができます。

マネーハッチは投資スタイルをいつでも簡単に変更できますから、慣れてきた人にはぜひチャレンジしてほしい手法です。

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