世界80%分散からスタートする「世界株ETF自動売買」

世界株ETF自動売買の対象ETFはiシェアーズ MSCI ACWI ETF(ACWI)という世界46か国、実に世界2,400銘柄以上に分散投資しています。米国も日本も新興国も含まれています。まずは最も分散投資された世界からという意味合いでマネーハッチの初期設定の投資スタイルとして選ばれています。

 

1. オススメする3つの理由

1-1. 世界分散によって緩やかな値動きで初心者向き

iシェアーズ MSCI ACWI ETFはMSCI ACWIという世界全体の株価指数をなぞるように作られています。ACWIとはAll Country World Indexの頭文字を取ったもので、直訳すると全世界指数、ということになります。この指数はその名の通り、世界全体の株価の動きを表す指数として生み出され、世界の23の先進国プラス24の新興国の大型および中型株で形成されており、組み込み銘柄数は実に約2,500銘柄にも上ります。
そのため、2008年3月から日経225S&P500ETFを比較してもiシェアーズ MSCI ACWI ETF(世界株ETF)が最も緩やかな値動きになっているのがお分かりになるかと思います。

(世界株ETFは、世界株自動売買ETFで対象銘柄としているACWIのデータを利用しています。)

1-2. 最低購入金額が最も少ない約700円から

この銘柄は現在1口当たり66ドル程度(2017.6.7時点)です。マネーハッチは0.1口から買い付けが可能ですから約700円程度から買い付けがスタートします。
S&P500ETF
や日経225ETFはその倍以上は必要です。

1.3. 世界株価指数 MSCI ACWIの中で最大の資産規模

この指数に連動するように設計された投資信託やETFは複数ありますが、ブラックロック社が提供するこのiシェアーズMSCI ACWIはその中でも最大の資産規模を誇ります。流動性も高いため安心して売買できます。

 

2. 中身は何で出来ているのか?

時価総額で言うと世界全体の約85%を包括しており、世界経済の成長度合いを表す壮大な指数だと言えます(2016年5月時点)。毎年5月と11月の2回見直しを行っているため、その時々での情勢や企業の状況により銘柄が入れ替えられており、常にその時勢に合った指数を提供しています。

2-1. 画期的な世界株価指数を作ったMSCI社とは

MSCI社は、投資家がより良いポートフォリオで投資が出来るよう、アメリカで40年以上に渡りリサーチを元にしたインデックスや分析レポートを世界の運用会社に提供しているリサーチ会社です。世界の上位100社のアセットマネジメント会社のうち、実に97社に情報を提供しています。

2-2. 銘柄トップ10

上位はアメリカ勢が占めていますが、10位にスイスからコーヒーで有名なネスレがランクインしています。15位に中国からテンセント、18位に韓国からサムスン、38位に日本からトヨタ自動車となっています。
世界代表銘柄ですから保有比率を見るだけでも勉強になりますね。

2017/06/05時点 iシェアーズ MSCI ACWI ETFファクトシートより

2-3. 国別、業種別

米国が約50%を占めています。日本は次に多く7.7%、その次がイギリスです。

2017/06/05時点 iシェアーズ MSCI ACWI ETFファクトシートより

 

業種別では金融がトップとなっており、S&P500ETFの情報通信トップとは様子が異なるのことがわかります。

2017/06/05時点 iシェアーズ MSCI ACWI ETFファクトシートより

3. 投資スタイル「世界株ETF自動売買」徹底解剖

さて、そのままでもすごいiシェアーズMSCI ACWI ETFをマネーハッチの投資スタイルによってどのようになるのかを検証していきます。
そもそも投資スタイルって何?という方は入門ガイド~投資スタイル徹底解説~を一読いただくと理解が深まります。

3-1. iシェアーズMSCI ACWI ETFを対象とした投資スタイルは2種類

「世界株ETF自動売買」と「世界株ETF自動売買×1.5倍」です。
パラメーターは全く同じですが、一点だけ異なるものがあります。それは買い付け時のレバレッジです。これによってパフォーマンスに変化がでます。

1口あたり1万円として計算すると

「世界株ETF自動売買」はレバレッジ1倍だから1万円で1口買い付け。

「世界株ETF自動売買×1.5倍」は1万円で1.5口買い付け。

これによって購入口数や再投資額などに変化が出てきます。
パラメーターの違いは買い付けレバレッジだけで、それ以外は全て同じです。

入門ガイドのおさらい
~投資スタイルがどのような自動売買をするのか?~

毎週月曜日に積み立て金額があれば、購入できる口数分だけ自動売買注文を発注します。自動売買注文の動きはこのようになります。

※1.0.1口の買い付け口数が「×1.5倍」の場合には増えます。

※2.再投資額は2ドルとなります。

これを毎週積み立て金額に応じて発注していくとこのようになります。
それぞれの自動売買注文が定期的に発注されていきます。

自動売買を可能にする投資スタイルの各パラメーターについての詳細は入門ガイドの投資スタイルの設定~7つのすごい特徴~でご紹介しています。

 

3-2. パフォーマンスの特徴 変動幅も抑えながら安定した高いパフォーマンスを追及する

ここでは、iシェアーズ MSCI ACWIを0.1口から買い付け手数料や両替手数料はゼロとして現物で保有した場合のシミュレーションと比較し、パフォーマンスの特徴をご覧いただきます。
現物積立の分配金は再投資するものとし、ラップやロボアドバイザーなどの場合ですと年間報酬が1%程度かかるようですので、報酬を差し引いた額をベンチマークとしています。

マネーハッチによる投資スタイルの最大の特徴は、円ベースに直した時の資産の変動幅が非常に小さいということです。

為替変動の影響を元本そのものに受ける現物積立と比較してマネーハッチの投資スタイルは非常に安定しているのが最大の特徴です。 円高のリスクを気にしないで投資スタイルによっては同じようなリターンまたはそれ以上のリターンを目指すことができます。

「比較対象とした「現物積立」のシミュレーション条件」
・0.1口からの買い付け可能とする。
・買い付け手数料なし、両替手数料なし、資産に対して年間報酬1%を日割りで計算。
・分配金は、米国の課税分30%を除いたものを発生日のドル円レートで円転し、再投資する。
・円転レートは米ドル/円の日足終値にスプレッド1銭を加味した値。

「マネーハッチのシミュレーション条件」
ETF価格は、日足の終値を採用し、スプレッドを加味(銘柄によって異なるが0.1%~0.3%)した価格です。
・金利コストは、1.25+Liborを毎営業日に円転して算出しています。(Liborは過去の実績を反映しています。)
・分配金は、米国の課税分30%を除いたものを発生日のドル円レートで円転しています。
・実現損益、評価損益、分配金および金利コストの円転レートは、米ドル/円の日足終値にスプレッド1銭を加味した値です。

 

4. 選ぶポイントと使い方のコツ

世界株ETF自動売買はなんといっても最も分散されているETFであるということです。 自分でS&P500ETFや日経225、そのほか新興国ETFなどを組み合わせる必要なく、世界に丸ごと投資できるので、手始めに使うのには最も適しています。
アメリカ、日本、新興国といったように特に明確な投資判断がなく始める場合にはスタート用の投資スタイルとしておススメします。

まずは慣れるまでは世界株を中心に添え、その後投資スタイルを変更していくのがよいでしょう。

4-1. 値下がりしたら積極的にレバ1.5倍に切り替えてもよし!

S&P500ETF自動売買で始めた時に値段が下がれば評価損を抱えることになります。
評価損は誰にとってもストレスですし、あまり見たいものではありません。
ただし、相場ですから必ずそういう局面はあります。

株価は上がったり下がったりをしながら長期的に右肩上がりを目指して成長していきます。
ですから、値下がりは仕込みのチャンスでもあります。

そんな時に1.5倍の投資スタイルを利用すれば低い価格の時にさらに多くの口数を仕込むことができます。

マネーハッチは投資スタイルをいつでも簡単に変更できますから、慣れてきた人にはぜひチャレンジしてほしい手法です。