金曜日の海外(2028/08/21)

金曜日の海外市場は、米長期金利の高止まりや中国不動産企業の経営不安、中国経済に対する懸念などから、リスクオフ的なドル買いも、来週のジャクソンホール会議への警戒感や週末のポジション調整の動きが、ドルの上値を抑えた。米10年物国債利回りは、4.215%から4.276%で高止まり、NY株価3指数は、どうにかプラス圏を維持した。
 ドル円は、145.77から144.93まで売りに押され、ユーロドルは、ユーロ圏7月消費者物価指数・改定値に変化はなかったが、1.0845まで下落後1.0882まで反発、ポンドドルは、弱い英7月小売売上高などから1.2689まで下落後、1.2767まで買い戻された。
 一方クロス円では、ユーロ円が157.66まで売りに押され、ポンド円は184.56から185.37で上下、オージー円が93.21から92.80、NZD円は86.35から85.99で揉み合い、カナダ円は、107.54から107.03まで値を下げた。