昨晩の海外(2024/04/30)

昨晩の海外市場は、日本の財務省・日銀の円売り介入の思惑から、円の乱高下が続き、主だった米経済指標のない中、米10年物国債利回りが、4.612%まで低下したことで、ドルが軟調な推移となった。尚神田財務官は「為替介入の有無について申し上げることはない」、「5月末に介入実績を通例通り発表する」、「介入かどうか申し上げないが、やる場合は24時間365日いつでも」と述べたが、WSJは、「日本の通貨当局がドル売り・円買い介入を行った模様」と報じている。
 ドル円は、154.54の安値から反発が156.89で限定されたが、この下落を155.08で支えて再度156円台を回復、ユーロドルは、1.0734から1.0690まで下落後1.0729まで再反発、ポンドドルは、1.2508から1.2570まで買い戻された。
 一方クロス円では、ユーロ円は165.66まで下落後167.98まで一時反発、ポンド円も193.62から196.79、オージー円は101.37から102.89、NZD円は92.19から93.63、カナダ円は113.18から114.83で推移した