昨晩の海外(2024/04/06)

金曜日の海外市場は、米3月雇用統計で、非農業部門雇用者数が予想を大幅に上回り、失業率も予想比強い結果となったことで、米10年物国債利回りが4.404%まで上昇し、一時ドル買いを強めるも、米株主要3指数が1%を超える上昇となり、前日のリスクオフの動きの巻き戻しが優勢となったことで、ドル買いも限定された。尚ローガン・ダラス連銀総裁は「利下げについて考えるのはあまりに早過ぎる」、ボウマンFRB理事は「まだ利下げを検討する時期ではない」と述べている。
 ドル円は、151.75まで反発、ユーロドルは、1.0847から1.8791で上下、ポンドドルも、1.2665から1.2575で揉み合った。
 一方クロス円では、ユーロ円が163.70から164.44まで反発、ポンド円は190.79から191.64、オージー円は99.84、NZD円は91.27まで値を上げ、カナダ円は、弱い加3月雇用統計を受けて、111.75から111.12まで下落後、111.66まで再反発した。