昨晩の海外(2024/04/03)

昨晩の海外市場は、米2月JOLTS求人件数が、予想を若干上回ったが、前月の数値が下方修正されたこともあって相場の反応は限られたが、米10年物国債利回りが4.405%まで上昇し、ドルを支えた。尚メスター・クリーブランド連銀総裁が「政策にとってより大きなリスクは早すぎる利下げ」、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁が「FF金利を調整する緊急性はない」ないと述べており、引き続きFRBの早期緩和期待は、縮小している。
 ドル円は、151.47まで若干低下、ユーロドルは、1.0725まで低下後、独長期金利の急上昇を背景に、1.0779まで買い戻され、ポンドドルも、アジア時間の安値1.2540から1.2579まで値を回復した。
 一方クロス円では、ユーロ円は、162.62から163.34まで反発、ポンド円は190.72から190.31で上下、オージー円は98.51から98.83、NZD円は90.28から90.53、カナダ円は111.89から111.60で揉み合いに留まった。