昨晩の海外(2024/03/22)

昨晩の海外市場では、米週間新規失業保険申請件数、3月製造業PMI・速報値、2月景気先行指標総合指数や中古住宅販売件数が、予想より強い結果となり、米10年物国債利回りが、4.220%から4.289%まで上昇、ドル買いが優勢となった。 
 ドル円は、151.75までじり高、ユーロドルは、1.0856まで下落、ポンドドルは、英中銀が、政策金利を据え置いたが、前回まで2名が利上げを主張していたのに対して、今回が利上げ投票がゼロとなったこと、ベイリー英中銀総裁が「市場の利下げ見通しは妥当」と述べたことで、1.2650まで売りに押された。尚、スイス中銀は、予想外の利下げに踏み切り、声明では「今回の決定に際し、インフレ圧力の低下と過去1年間の実質ベースでのスイスフランの上昇を考慮」と表明、ドルスイスは0.8995まで上昇した。
 一方クロス円では、ユーロ円は、165.34から164.56、ポンド円は、193.51まで反発後191.85、オージー円は、100.18まで一時上昇後99.50、NZD円は92.21から91.59まで利食いに押され、カナダ円は、112.30から111.80で上下した。またスイスフラン円は、170.81から168.46まで下落、トルコ中銀の予想外の、50.0%までの利上げを受けて、トルコリラ円は、4.74まで値を上げた。