今日の裏読み、表読み(2024/03/25)

今週は、先週の主要国中銀の政策金利発表を終えて、イベントに薄い中、月末・四半期末、本邦では決算期末を控えて、フローの動きが焦点となりそうだ。
 本日の経済指標としては、1月22-23日開催分の日銀・金融政策決定会合議事録の公表、日本の1月景気一致・先行指数の改定値、英2月CBI小売売上高調査、米国では、2月建設許可件数・許可増減率の改定値、2月シカゴ地区連銀全米活動指数、2月新築住宅販売件数、3月ダラス連銀製造業業況指数などが発表される。
 大きな材料はなく、米経済指標の強弱感などが見えた場合、若干相場が反応する程度にとどまりそうだ。その他堅調が続く株価の動向、高止まりする米長期で、一喜一憂する展開を想定して対応したい。

 戦略としては、ドル円は、159.82までまで上値を再拡大も更なる展開とならず、、上値は、151.75-96を前に上げ渋りでは利食いやこれをストップに売り狙い。超えても、財務省の円買い介入に対する警戒感もあって、152.50や153円越えをストップに、慎重に売り狙いとなる。下値は、151.01を前に、下げ渋りでは売りは利食いや買い狙いも、割れるなら止めて、再度150.26や149.94割れをストップに買い狙い。割れるケースからは148.91をストップに買い直し。更に割れても148円ミドル、148円前後まで買い下がって、ストップは147.93割れ、割れても147.60-80での買い狙いで、これは147.43割れをストップ、更には146.49をストップに買い直しとなる。
 ユーロドルは、1.0932まで再反発も、更なる展開とならず、上値は、1.0943-81を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売りは1.0996-98をストップに検討される。また超えても1.1085、1.1139や1.1150越えを順次ストップに売り場探しとなる。下値は、買っても1.0790-97を割れるなら止めて、1.0762や1.0732割れをストップに慎重に買い下がる形となる。 
 ポンドドルは、下値を1.2518で維持して、1.2895まで反発も更なる展開とならず、上値は、1.2803-23を前に、上げ渋りでは買いは利食いや売り狙い。超えるなら止めて、1.2895、1.2996越えをストップに、売り直しとなる。下値は、買っても1.2575割れをストップ、更には割れるケースでは、1.2518-36、1.2445、1.2187、1.2070や1.2037割れをストップに順次買い場探しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、下値を160.22で維持して、165.36まで反発も、現状はこれが上値を抑える形。上値は165.36を前に上げ渋りでは、利食いやこれをストップに売り狙い。超えても166円をストップに売り直しとなる。下値は、買い下がって、162.95割れをストップ、割れるなら止めて160.88-06、160.22や158.90割れをストップに買い直しとなる。
 ポンド円は、下値を187.97で維持して、193.64まで上値を拡大も、これが上値を抑える形。上値は193.64を前に、上げ渋りでは買いは利食いや売り狙い。超えても194円や195円越えをストップに売り直しとなる。下値は、188.58割れをストップに買い下がり。割れても187.97、186.85をストップに順次買い場探しとなる。
 豪ドル円は、上値を100.18まで拡大も現状はこれが上値を押さえており、上値は、100.18を前に、上げ渋りでは買いは利食い、売り狙いも100.18をストップ、更に超えても101.36や102.83をストップに順次利食いや売り場を探す形。下値は、97.85を前に下げ渋りでは、売りは利食いで買っても、割れるなら止めて、97.25-27をストップ、更には96.90、96円、95.48-50、94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、93.46からの調整を90.37で維持して、92.21まで再反発。上値は、92.21を前に上げ渋りでは、買いは利食いや売り狙い。超えても92.95-15、93.36や94.03をストップに、順次売り直しとなる。下値は、90.37-52を前に下げ渋りでは利食いで、買い下がっても割れるなら止めて、89.77、89.26をストップに順次買い直しとなる。