今日の裏読み、表読み(2023/08/21)

今週は、ジャクソンホール会議を睨んで、様子見ムードからパウエルFRB議長の発言次第で、相場の一定の動きが出るか注目となるが、丁度アストロ的には、水星の逆行と重なることで、荒れた展開には大注意となりそうだ。
 本日の経済指標としては、NZ7月貿易収支、中国人民銀行の貸出基礎金利公表、独7月生産者物価指数、加7月新築住宅価格指数ぐらいしか予定はない。
 大きな指標もなく、総じて揉み合いが想定されるが、中国人民銀行の貸出基礎金利の公表では、引き下げが発表された場合、株価面などは好感する可能性はあるが、一方で中国の不動産企業の懸念からは、それだけ中国経済が悪いとの見方につながる可能性もあることは、留意しておきたい。

戦略としては、ドル円は、146.56まで上値を拡大も一定の調整が見えており、これが、今後高値となるか注目して対応したい。ただ、突っ込み売りは得策とは言えず、早期は金曜日の安値144.93が維持されると買っても、割れるなら144.39をストップに買い直し場を探す形。ターゲットは、145.42や145.77の戻り高値が押さえると利食いや売り狙い。超えても146.30や146.56をストップに売り直しとなる。ただ、こういった売りのターゲットは、押しが甘ければ買い直しながら対応したい。 
ユーロドルは、下値を1.0845まで下値を拡大、ただ、突っ込み売りは出来ず、下値は、この1.0845や1.0834をストップに、慎重に買い場探し。割れるケースでは、1.0733をストップに買い直し。上値は、1.00894-35が押さえると利食いで、売りは1.0953-60越えをストップ、超えても1.1005や1.1065をストップに売場探しとなる。ただ、こういった反発では、その直前の安値が維持されると利食いとなる。
ポンドドルは、1.2617まで再下落もこれを維持して、反発が1.2788で抑えられる形。このレンジでの上下のブレイクが焦点となるが、上値は1.2788をストップに売り狙い。超えても1.2818や1.2885をストップに売り直しとなる。ターゲットは、1.2687-90が維持されると利食いで、この位置の買いは、1.2674割れをストップ、割れても1.2617をストップに買い直しとなるが、こういった下落では、その直前の高値が押さえると利食い優先となる。
一方クロス円は、高値から一定の調整となっているが、突っ込み売りは出来ず、早期は直近安値を睨んで買い場探しも、割れるケースからは、7月28日の安値を睨んで買い下がりとなるが、直近高値が上値を押さえるとしっかりと利食いで、またこれをストップに売り狙いとなるが、こういった売りのターゲットは、下げ渋りではしっかりと利食いながら対応したい。