欧米市場の戦略

■アジア市場サマリー
日経平均 19545.77 +270.95 +1.41%
TOPIX 1612.26 +18.72 +1.17%
■現況のセンチメント
中立(VIX指数12.12)
■市場のテーマ
北朝鮮の地政学リスク
米長期金利の動向
主要国の株価動向
トランプ政権の政策への思惑
原油相場の動向
■今夜の材料
注目度の高い経済指標は無し
 
■欧米市場の売買戦略(ドル円)
 108円台でもみ合いか?
先週末のドル円は、北朝鮮情勢に加え米ハリケーン接近等
の懸念材料からNY序盤で一時107.30台まで下落し年初来安値
を更新しましたが、その後は米株と米長期金利の反発を受け
急速に値を戻し、NY午前で一時108円台を回復する場面が
見られました。しかし、午後に入ると再び下落に転じ、107円台
後半の水準でNYクローズを迎えました。
週明けのドル円は、北朝鮮のミサイルが発射されなかった
事から、108円台前半の水準でGUスタートとなり、東京市場で
一時108.50台まで上げ幅を拡大しました。
北朝鮮のミサイル発射は回避されましたが、国連の安全保障理事会
で、北朝鮮への追加制裁決議案を採決にかける会合が現地時間
11日午後に開かれる予定となっており、採決の行方とそれに対する
北朝鮮の反応が注目されます。
ドル円は目先のリスクが回避された事で、足元では反発基調と
なっておりますが、安保理決議を見極めるまでは、上値は限定的
となるかもしれません。
今夜のドル円は、108円前後~109円前後の値幅を想定し、想定レンジ
上下限付近での逆張りを狙います。
現在のレート
 ドル円:108.55