欧米市場の戦略

■アジア市場サマリー
日経平均 20079.64 +29.48 +0.15%
TOPIX 1626.84 +5.96 +0.37%

■現況のセンチメント
リスクオン(VIX指数9.60)

■市場のテーマ
米長期金利の動向
主要国の株価動向
トランプ政権の政策への思惑
原油相場の動向
日米政治リスク

■今夜の材料
21:30 (米)耐久財受注
   (米)新規失業保険申請件数
   (米)卸売在庫
   (米)シカゴ連銀全米活動指数
24:00 (米)カンザスシティ連銀製造業活動指数
02:00 (米)7年債入札

■今夜の売買戦略(ドル円)
 米経済指標で勝負

FOMC声明では、バランスシート縮小時期について、
「年内開始」から「比較的早期」と文言が変更された
一方で、インフレ見通しについては下方修正と言って
良い内容が示されました。
声明を受け米長期金利は低下で反応し、ドル円は112円前後
の水準から、111円付近まで急反落する展開となりました。
本日の東京市場では、寄り付き直後にドル円は111円を割り込み
午前中に一時110.70台まで下落する場面が見られましたが、
午後に入ると、日経平均の持ち直しを支えに111円台を回復
する動きとなりました。
ドル円は一昨日からの上昇幅を打ち消し、結局往って来いと
なってしまいました。FOMCを通過し、市場は次の手掛かりを
模索する事になりそうで、目先は110円台~111円台でのレンジ
推移となりそうです。
本日は米重要指標の発表が複数控えておりますので、指標発表
に的を絞って勝負します。指標結果にサプライズが無ければ
110円台半ば~111円台半ばの値幅を想定しております。

現在のレート
 ドル円:111.07