欧米市場の戦略

■アジア市場サマリー
日経平均 19999.91 -118.95 -0.59%
TOPIX 1620.48 -5.00 -0.31%

■現況のセンチメント
中立(VIX指数9.71)

■市場のテーマ
米長期金利の動向
主要国の株価動向
トランプ政権の政策への思惑
原油相場の動向

■本日の材料
21:30 (米)輸入物価指数
23:00 (米)NAHB住宅市場指数

■今夜の売買戦略(ドル円)
 米政治リスクが俄かに台頭
 ドル円は下値リスクを警戒

昨日のドル円は、NY序盤で米経済指標の弱い結果を
受け、一時112.30台まで弱含む場面が見られたものの、
その後米長期金利が上昇に転じた事から、一時112.80台
まで急騰。上昇一服後は112円台midの水準まで上げ幅を
縮小しました。
本日の東京市場では、日経平均が100円超の大幅安となった
事や、米議会でオバマケア代替法案に対する反対票が増え、
上院通過が困難になった等の報道を受け、ドル円は一時112円台
を割り込む展開となりました。
先週末の弱い経済指標に加え、今度はトランプ政権のレームダック化
懸念を蒸し返すネタが出て参りました。今夜のNY市場の動向次第
では、ドル円はもう一段の下落となる可能性があり、警戒して
おきたいと思います。
ドル円は111円台半ば~112円台半ばの値幅を想定し、戻り売り
主体の取引で勝負します。

現在のレート
 ドル円:112.12