日頃、お客様からインヴァスト証券にたくさんのお問い合わせを頂いております。
その中ではスワップポイントのご質問も頂いており、スワップ投資に興味を持ちながらも、まだスワップポイントについて疑問を抱えているお客様がいる印象を受けました。
そこで今回はスワップ投資の初心者向けに2つのポイントを紹介したいと思います。
<スワップ投資を始めるポイント>
①スワップポイントの仕組みについて理解する
②スワップポイントの受け取りが大きい通貨ペアで取引を行う
①スワップポイントの仕組みについて理解する
スワップポイントは取引する通貨ペアの2国間での金利差から発生します。では、なぜスワップポイントが金利と関係するのかを詳しく見ていきましょう。
米ドル/円を買う場合のイメージを例にします。仮に、日本の金利が1%でアメリカの金利が3%だとします。100万円を保有すると1万円の金利が付きますが、1ドル100円から変動しないと仮定して、1万ドル(100万円相当)のアメリカドルを保有すると3万円相当(300ドル)の金利が付きます。米ドル/円を買うことは日本円を借りてアメリカドルを買うイメージですので、「アメリカドルの金利3%」から「日本円の借入金利1%」を引いた2%の金利差分を受け取ることになります。この金利差調整額がスワップポイントになります。
※市場金利の動向等によっては、スワップポイントが受取りから支払いに転じる可能性がございます。
次の表は、2019年10月24日にトルコで政策金利が発表されてからのFX会社のトルコリラ/円スワップポイント一覧となります。
トルコリラ/円の場合、トルコリラが高金利通貨で日本円が低金利通貨となります。
※1
政策金利の低下に連動して、FX会社のスワップポイントも変動しているのが分かります。スワップ投資を始めたら、まずは取引をする通貨ペアの政策金利の動向をチェックしていきましょう。
※各国の政策金利はコチラから確認ができます。
②スワップポイントの受け取りが大きい通貨ペアで取引を行う
スワップ投資は長期保有型の投資となります。差金決済による取引投資とは違い建玉を保有し続けてスワップポイントを日々受け取ることが重要になります。為替相場の変動によるロスカット等により、受け取ってきたスワップポイント以上の為替差損が発生リスクもありますので、資産管理には十分ご注意ください。
以下の表は、現在のトライオートFXスワップポイントの一覧となります。
2国間での金利差大きい通貨ペアはスワップポイントも大きくなっています。
※米ドル/円の場合 CCY1=米ドル,CCY2=円となります
※2
100万通貨の買い建玉を、一年間保有した場合のスワップ収益も見てみましょう。(但し、スワップポイントは変動しないと仮定)
※3
スワップポイントの差で、スワップ収益にも大きく影響するのが分かります。スワップポイントが高い通貨ペアで取引を行うことで、スワップ収益を多く受け取ることはポイントとなります。
以上までがスワップ投資を始める2つのポイントとなります。
point① スワップポイントの基本的な仕組みについて理解する
point② スワップポイントの受け取りが大きい通貨ペアで取引を行う
スワップ投資を始める上で少しでも参考になればと思います。
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※1 FX会社スワップポイントカレンダーを基にインヴァスト証券にて作成(2019年11月13日時点)
※2 インヴァスト証券の経済カレンダーから参照(2019年11月13日時点)
※3 インヴァスト証券のスワップポイントカレンダーから参照(2019年11月13日時点)