【特別企画】トライオートFXの深い魅力

※こちらは47newsの転載記事です。

老後の「夫95歳、妻90歳」までの30年間で、年金以外の生活費が約2000万円必要であるという報告書を金融庁が公表した、いわゆる「老後2000万円問題」が話題になったのは記憶に新しい。年金制度の維持も難しくなるといわれる中では、自らお金を育て、ふやしていく方法を考えなければならない。そこで注目を集めそうなのが、外国為替証拠金取引(FX)だ。初心者でも簡単設定でFXが始められる自動売買サービス「トライオートFX」を展開するインヴァスト証券(東京都中央区)の間瀬健介さんに、FXの仕組みやサービスの魅力について聞いた。

なぜ投資が必要なの?

―日本人は、投資にネガティブな印象を抱く人が少なくありません。なぜでしょうか。

まず、戦後に国が「国民貯蓄増強方針」を打ち出したことで、預金や貯金など「貯蓄」を過度に賛美する空気が醸成されたためでしょう。かつては郵便局で、10年間定期貯金をしておくと元本の2倍程度まで膨らんだ時代もありました。

また、バブル崩壊で株価が急落したことも背景にあるようです。当時、大損失を出してしまった人も多く、「投資は失敗する」という考え方が定着してしまった面もあるのではないか、と思います。私は以前、別の金融機関で個人向けの営業を担当していましたが、投資信託などの金融商品を勧めても「昔、失敗したからやりたくない」と言って、手を出そうとしない方もいらっしゃいました。

―今、投資が必要とされるのはなぜでしょうか。

貯金や預金は長期間預けていても、通帳上の残高自体は減りません。仮に銀行などが経営難で破綻しても、一般的に「ペイオフ」と呼ばれる制度によって1000万円までは保護される仕組みがあります。このため、皆さん「お金は減らない」と思いこんでいるのです。

しかし現在、日本は「超低金利時代」の真っただ中です。銀行の定期預金の利率(2020年3月11日現在)は0.01%程度。つまり100万円を1年間預け入れても、税引前で100円しか利息が付きません。100円増えたとしても、ATMの利用や他行への振込などには手数料もかかりますので、せっかくの利息もすぐになくなってしまいます。

さらに昨年、一部の商品を除いて消費税が8%から10%に引き上げられました。消費者の側からみると、物価が約1.8%値上がりしたということになります。つまり、円という通貨の価値が目減りしたと考えることができます多くの人が「政府が決めたことだから仕方がない」と増税を受け入れていますが、同時に銀行に預け入れている円の資産価値も目減りしているということには気づいていません。

少子高齢化などにより、今後減税はあまり期待できません。社会保険料の費用負担も減らないと思いますし、現役世代の人たちの所得が大きく増えることも考えづらいでしょう。そこで求められるのが、「投資」です。今後は老後などに備え、自らの「ストック」つまり「置いてあるお金」を育て、ふやしていく方法を考える必要があるのです。

FXって、何?

―FXとはどういったものなのでしょうか。

FXは「Foreign Exchange」の略で、外国為替を取引する「投資」のことを指します。ニュースで「今日の円相場は、1ドル〇〇円」などとよく報じられているように、為替相場は日々動いています。新型コロナウイルスの感染拡大による経済不安で、2020年2~3月にかけ1ドル=110円前後から100円前後まで、急激に円高が進んだのは記憶に新しいところです。

FXでドルと円による取引を行うケースを例にとると、投資家は円高が進んで円の価値が上がると、ドルの「買い」から入り、円安になると、「売り」から入る戦略で取引します。「売り」から入るという概念は、投資の初心者には難しいかもしれませんが、チャート上の価格が下がっても、利益の機会が得られる、ということです。

―FXのメリットとはなんでしょうか。

まず、24時間取引できる点です。日本の株式市場は、平日(年末年始を除く)午前9時から午後3時までしか取引できませんが、為替相場は平日(元日・クリスマスは除く)であればほぼ24時間動いており、レートも常に変動し続けます。例え日本が祝日でも取引を行うことができます。

日中仕事をされているビジネスパーソンの方が、日中も相場を眺め続けるのは難しいでしょう。しかし、FXであればアフターファイブを活用できます。

また、FXには「レバレッジ」という仕組みが存在します。預託いただいた「証拠金」よりも大きな取引を可能にするもので、最大で25倍まで設定することができます。つまり円建て(ドル/円)であれば約4万2000円ほどで最大1万通貨、105万円程度(20年3月11日現在)の取引をすることが可能となるのです。少ない資金で大きな取引ができるという意味で、FXは株式や投資信託の現物取引に比べ、「資金効率」は高いといえます。

トライオートFXの「魅力」

―インヴァスト証券が展開している「トライオートFX」とはどんなサービスなのでしょうか。

FXには、ご自身の判断で全ての売買を手動で行う「裁量取引」と、プログラムによる「自動売買」があります。このうちトライオートFXは、「自動売買」に強みを持つサービスです。

投資家最大の敵は、自らの心理といわれます。例えば、損失が消えるタイミングまで待ち続けてしまったり、利益が出たらすぐ決済してしまったりといった「損大利小」の取引をしがちです。その点、トライオートFXの自動売買プログラムであれば、非合理な感情を排し淡々と利益の積み重ねを目指すことが可能です。

プログラムも複数あり、過去約2年間のデータから「このプログラムはこのぐらいの収益を出した」というシミュレーション数値を示したランキングを基に、お客さまに選んでいただくことができます。今、主力のプログラムは「コアレンジャー」と呼ばれるものです(20年3月24日現在)。売りと買いの両方の注文を出すプログラムで、想定される値幅の中で相場が推移することを狙い、売り買いの確定利益を積み重ねて、収益化を目指すというプログラムです。

※コアレンジャーは、売り注文と買い注文の両方を発注するため、両建てになる可能性があります。両建てはスプレッドが二重にかかることや、スワップポイントで支払いが生じる等デメリットがある点をご理解の上ご利用ください。

インヴァスト証券のトライオートFXをお取引いただいたお客様の損益を集計したところ、「自動売買」で利益をあげているお客さまの割合は、「裁量取引」で利益をあげられたお客様の約1.37倍でした。

※2019年1月に取引をした投資家の、2019年1月から2019年12月の取引における実現損益・評価損益・スワップ損益・手数料を合算した損益が、2019年12月31日時点でプラスである人の割合を、自動売買と裁量取引で比較したもの。

―「スワップポイント」も魅力ですね。

 例えば「円を売ってドルを買う」取引を「ドル/円を買う」というのですが、ドルのほうが円より金利が高いので、「差分」を日々受け取ることができます。ドル/円で取引すると、1万通貨・1日当たり40円程度を得ることができます(20年3月11日現在)。

※スワップポイントは、相場状況により、受け取りから支払いに変わる場合がございます。 

FXは危ない?

―「FXは危ない」というイメージを持たれる方も少なくありません。

レバレッジを危険視する方が多いのだと思います。レバレッジを大きくすると少ない資金で、多額の取引が可能なため、投資資金に比べ利益も損失も大きくなります。そのためFXは「やり方次第で危ないこともできてしまう」投資であると考えることもできます。

FXなどの投資が初めてという方が突然、大きなレバレッジの取引から始めるのは危険ですので、お勧めできません。まずは3~4倍程度の低いレバレッジの取引から始め、FXに「慣れて」いただきたいと思います。利益や損失の膨らみ方というのは、実際に相場を見ていただかないとわからないのではないかと思います。「こういった場合には、この程度の損益が発生する」というイメージをご自身でできるようになれば、追加入金や自動売買停止などのタイミングもつかむことができると思います。プログラムに頼り切らず、動きをしっかり理解いただければと思います。

―着実に利益を出すことを目指すために、大切なことはありますか。

「長期投資」の視点です。トライオートFXは、短期の取引を想定したサービスではありません。新型コロナウイルスの感染拡大で為替相場は大きく変動しましたが、そういったケースでパニックに陥って、すぐに売買を停止してしまうことはお勧めしません。じっくりと続けていただくのが肝要です。相場変動で一時的に損失が出ても、逆に利益を得られる可能性もあるのです。

リスクを見据え、腰を据えてコツコツ投資をしていただくのがよいのではないでしょうか。半年以上をめどに運用していただければ、プログラムの特徴に沿った結果も出せるのでは、と思います。

また、複数の通貨ペアに分散して投資するのもポイントです。ドル/円だけでなく、豪ドル/ニュージーランド・ドルなど、通貨同士の相関性の高い通貨ペアにも投資しておけば、大きなリスクを回避するのに有効だと思います。