今週も利益更新の「Genius_Eta NZDUSD」と「piranha USDJPY」

先週は、大相場があった先々週と比べると動きが少なく感じる相場でしたが、利益確定するには十分な値動きがありました。米雇用統計では発表直後に動きはありましたが、その後の影響は小さく、年内利上げの可能性を残している状態です。

利上げ発表があれば相場が再度大きく動く可能性があるので、レンジ相場ストラテジーの運用には注意が必要だと感じています。

レンジ相場向けストラテジーの中でもトレンド判断をロジックに活用している「Genius_Eta NZDUSD」「QQtrain AUDUSD」については仕掛け方向が逆だと大きなドローダウンをする可能性があるので、仕掛け方向は常に意識していきます。

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連勝!勢いが止まらない「Genius_Eta NZDUSD」

「Genius_Eta NZDUSD」らしく、短時間で4ポジションを仕掛け、利益を確定させるトレードが先週は見られました。
じわじわとドル高が進行していく中で、連続しての「売り」判断が、相場に非常にマッチしています。

89連勝はすばらしいことですが、連勝はいつかは止まるもので、「ドカン(と負けること)」を避けることに今は最も注意を払う必要があります。

執筆時点での保有ポジションの含み損益は以下のようになっています。

依然として「売り」の仕掛けが続いており、大きな反転がない限りは、「Genius_Eta NZDUSD」は売り方向に仕掛けていくと考えられます。

そしてドカンが来る可能性は、NZDUSDの急激な上昇相場到来であり、「ドル安」に注意が必要です。幸いにも今はどちらかと言うと、アメリカの利上げの可能性があるのでドル高の方向がイメージしやすいです。「利上げ」がかなり遠のくような情報には注意をし、ポジション保有中でも損切りを行いストラテジーを停止するのがよいでしょう。

先週に引き続き、利益更新中の「piranha USDJPY」

逆張りの仕掛けで先週も非常に綺麗に利益を生み出しています。

相場としてはレンジ相場と言えますし、仕掛け自体が逆張りなので、レンジ相場向けストラテジーと見えがちですが、実際には、今回のような相場よりトレンド相場で大きな利益を狙うことを主眼に置かれたストラテジーです。

最も不得意とする相場は、凪の様な動かないレンジ相場です。損切りが-100pips程度なので、この幅を少し超える程度の値動きが連続するようなレンジ相場には弱いと言えます。

再度、ドル円が大きく動く「トレンド相場」で利益を狙えるようにテラスユニットでは運用を継続していきます。

好調さに陰りか。今週で判断。「Vshft EURGBP」

決済ベースで今週になり、マイナストレードが連続してきました。

実際には先々週の仕掛けから、相場とは逆への仕掛けとなっており、好調さに陰りが見えてきています。とはいえ、決済は早めで、傷は浅いトレードなのでこのままの運用でいきますが、7月6日から稼動させ利益が+800pips以上となっているので、そろそろ「Vshft EURGBP」としての利益を確定させて、停止を考えたいところです。

トレンドフォロー系ストラテジーが5,6ヶ月負けなしということはありなく、相場の転換や値動き幅の変化などで成績は左右されます。「Vshft EURGBP」としては5月末頃から非常に好調なトレードが続いています。

ですので直ぐとはいかなくても年内に向けてドローダウンする可能性があるのではないかと考えています。統計的に裏取りされた判断ではありませんが、利益を確定することを最優先として、今週のトレードでもマイナスが続くようであれば来週停止をします。

今週、ユニットに変更はなしとしていますが、各ストラテジーの今週の投資判断を見ながら来週はユニット再編を検討したいと思います。特に「QQtrain AUDUSD」は再投入後直ぐですが、「ドル安」方向への仕掛けが連続しており、かつそれが損切りとなっている状態です。あまり放置したくない状況なので今週のトレード次第で停止を週明けにします。

最新ユニットは以下になります。