テラス2019年8月マンスリーレポート「8/1-24で+668pipsの金の卵「Diverge360」。早すぎた運用入れ替えで利益逃す」

8月は為替も株式も不安定な値動きとなり、利益がでたストラテジーが翌週にはマイナスに沈む、またはその逆になることが見受けられました。連日ニュースをにぎわせている米中貿易戦争や米利下げ動向が相場に大きく影響を与えています。

振り返って見ると2019年1月のコラムでも、米中通商問題を取り上げており半年以上も方向感が見えず相場を混乱させていると言えます。8月26日早朝時点で、ドルが対円で前週より2円弱下落し、一時104円台となり、2018年の3月頃の水準に戻ってきています。

7月まで好調だったストラテジーのいくつかは8月苦戦を強いられています。今後の巻き返しに期待したいです。

そんな中、金の卵ストラテジー実現損益12ヶ月ランキングで1位になっている「Diverge360 GBPUSD」が8月+668pips※と利益を伸ばし好調です。
※8/1~8/24の期間の決済ベースによる損益合計

6月以降、特に好調だった「Diverge360 GBPUSD」をテラス・ストラテジーのみフルオート(以下、テラスのみフルオート)で7/27~8/3の期間、採用していました。
※「テラスのみフルオート」の設定は、「(1ヶ月)収益率降順 / PF1.2以上 / 3ポジション以上(その他はデフォルト設定のまま)」としています。ご自身で設定する必要があります。

金の卵ストラテジー実現損益12ヶ月ランキングで1位になる数週間も前に、テラスのみフルオートで採用をしており、優秀ストラテジーを早期に抽出できていたと言えます。

ただ、入れ替えをするタイミングが早すぎたため、8/3までで停止をしてしまいました。その間の損益は3トレードで-26.5pipsでしたが、もしそのまま運用を続けていれば+600pips以上の利益となっていました。

Diverge360 GBPUSDは、最大ポジション4と積極的に仕掛けるトレードスタイルですが、その分リスクを抑えるために最大損失は12ヶ月でも-162.1pipsと損切りがうまく機能している設計となっています。

同じ開発者による類似コンセプトのストラテジーMachNumber360 USDJPYも成績が好調であることからもDiverge360の今後に期待ができそうです。

MachNumber360 USDJPYは、金の卵ストラテジーの実現損益12ヶ月ランキングで4位に入ってきています。

Diverge360 GBPUSD、MachNumber360 USDJPYともに今後に期待したいストラテジーです。