
先週末のイエレン議長発言を受け米利上げの可能性が高まり、急激なドル高円安となりました。ドル円で2円弱の急上昇となりました。
この急変動で「piranha USDJPY」が損切りとなりましたが、週を通してみれば「piranha AUDUSD」のプラスなどユニット内でマイナスを軽減・補完ができた週となりました。
先のイエレン議長発言による利上げムードの高まりは、今週末の米雇用統計によってさらに加速する可能性があります。レンジ相場の8月が明け、オリンピックも終わり、11月に米大統領選を控え、まさにトレンド発生の準備は整ったと言えそうです。
今週末の米雇用統計をきっかけに年末に掛けての長期トレンドが発生する可能性があるので、今週はユニットを変更せず、来週にその結果を待ってから「トレンド重視のユニット」への変更を検討したいと思います。
今注目しているトレンドフォローストラテジーのひとつ「trendeater AUDUSD」
テラスユニットでも過去に何度か運用してきているベテランストラテジーです。
その名の通りトレンド相場を得意としますが、特に「比較的小さなトレンドでも利益をだせる」ことがストラテジーの強みです。
稼動開始から3年経っていますが、そのほとんどの時期で利益を上げています。
長期的なトレンドだけでなく、相場に方向感がない時であっても勝ち続けています。
「trendeater AUDUSD」は「平均取引時間73時間」が示すように、3日程度で100pips弱の動きを狙います。100pips程度の値動きはAUDUSDで十分に期待できるボラティリティと言えます。実際レンジ相場だった8月もプラスで推移しています。
テラスユニットではまだ運用しませんが、今週末の雇用統計を待って週明けの投入を予定しています。
長めのトレンドで力を発揮する「MAX USDJPY」
こちらもテラスユニットで何度か運用してきたベテランストラテジーです。
既に稼動開始から3年を経過し、一時的なドローダウンはあるにせよ右肩上がりの成績はテラス提供ストラテジーの中でも優秀なストラテジー群といっても過言ではありません。
3~4ポジションを同時に保有することが多いため、損切りを連続すると大きなドローダウンとなる傾向があることは注意が必要です。
「trendeater AUDUSD」とは異なり、「MAX USDJP」は、比較的長めのトレンドでないと利益が出せないストラテジーです。
そのコンセプトの背景には、ドル円の為替変動は1年を通してみれば、「必ず1,2ヶ月のトレンドは発生する」という考えがあります。レンジ相場では利益を上げられませんが1年トータルで利益を狙うという設計です。
8月レンジ相場を追え、これから年末にかけてのトレンドが期待できるこのタイミングで使いたいストラテジーです。
テラスユニットでは、来週以降の運用スタートを視野に入れておきます。
まさにレンジ相場向きのストラテジー「WiseHat AUDUSD」
8月レンジ相場対策としてテラスユニットで運用中の「WiseHat AUDUSD」。
8月後半はAUDUSDのレンジに合わせた仕掛けができており、現在も売り4ポジションを保有し含み益がある状態です。
今週一杯の運用を前提としていますが、週末の雇用統計が軟調な場合はもう少し様子をみたいと思います。
今週のユニット変更はありません。
以下は、最新のユニット表です。