どんな相場もこなす万能型ストラテジーBeatrice07

Beatrice07ユーロドルのトレードが中々絶妙だというブログ記事を見かけることがあります。

2015年8月までの相場は、以下の画のAの期間です。
週足で見ると値動きが大きくなっているのですが、そのようなタイミングで一気に利益を積み上げて行きました。

その後、Bのレンジ相場と極端な下げが発生する場面では成績を落としたものの、10月から12月にかけてのCの相場下落局面ではさらに大きく成績を伸ばしました。

その後のDのレンジ相場では、勝ち負けを繰り返しながら徐々に利益を蓄積しています。

このように過去を振り返ると大きく成績を落とすことが本当に少ないストラテジーであることが分かりますが、成績が横這いとなるレンジ相場到来期を集中的に見てみたいと思います。

まず、Beatrice07ユーロドルのトレードの特性を過去の履歴から振り返ってみましょう。
レンジ相場に突入した12月以降のトレードを見ますと

エントリー月曜日 ⇒ 週末迄保有し決済
エントリー月曜日 ⇒ 週央に決済し再度エントリー ⇒ 週末迄保有し決済

と、正月に週末持ち越しを行なった以外は概ね上記2パターンです。

日本時間のオープニングにエントリーしそのまま何があっても放ったらかしで、オシレーター、ATRを見ているとのことだが、そんな気配は感じられない。

それでも計ったかのように、売りエントリーなら決済前に下げてくるし、買いエントリーなら上がって勝ち続けていて、ロジックが未だに解明できないということを書かれているブロガーさんもいましたが、レンジ相場に入るとそれに合わせて途転に近いエントリーをするようになることが、レンジ相場でも連敗せず粛々と利益を積み上げられる理由です。

実際、レンジ相場に突入した後の勝率は上がっています。
過去12ヶ月の勝率が49.51%であるのに対して、過去3ヶ月勝率51.6%、直近1ヶ月勝率60%と上がって来ています。

ただ、レンジ相場なのでトレンドに乗って一気に大きな勝ちトレードを収めることが出来ないために大人しく徐々に上昇する損益曲線となっています。

今後も相場が大きく動けば大きな利益を積み上げて躍進することが出来ると思われますし、レンジ相場となっても大きく負け続けることが少ないBeatrice07は、正に万能型のストラテジーと言って良いのではないでしょうか。