先週は、ECB理事会があり、12月金融緩和の可能性がでてきたことからユーロが大きく下げる相場となりました。先週テラスユニットに再投入したばかりの「Cloud NINE EURJPY」が+246Pipsの利益で、早速過去最高利益を更新しました。
今週は30日予定されている日銀決定会合があります。昨年10月の日銀決定会合では、黒田バズーカ2によりその後の大きな円安トレンドが形成されました。
日本円絡みのストラテジーで、ここ1,2ヶ月好調だった「レンジ相場タイプ」や「コツコツタイプ」には注意が必要です。もし、会合前に、円高を狙ったポジションを持っていた場合は、手動で手仕舞うのもよいでしょう。
逆に、損小利大の「トレンドフォロータイプ」をユニットにひとつは組み入れておきたいところです。
テラスユニットでは、逆張りの仕掛けを行いトレンド発生で利益を伸ばす「piranha USDJPY」を投入したいと思います。
まずは、過去最高利益を更新をした「Cloud NINE EURJPY」から見ていきます。
先週10/19にテラスユニット再投入し、ECB理事会の前に「売り」を2つ仕掛け、その後のユーロ安で、1ポジションを決済し+246pipsを獲得。過去最高利益を更新しました。
執筆時点でも、まだECB理事会前のポジションをひとつ残しており、大きく含み益を抱えた状態です。
利食いラインは+250Pips前後なので、利益が+200pipsを超え、そのトレンドの原因がはっきりしている今は、手動での利食いがよいでしょう。この後、相場が動いても+250pipsで利益確定すると考えられますし、もし万が一相場のリバウンドがあれば利益が目減りしてしまいます。テラスユニットでは、ストラテジーに任せた運用としておきます。
「Cloud NINE EURJPY」は大きなトレンドを狙うトレンドフォロータイプで、上図チャートを見ても2週間で数回のトレードしか行わないスイングトレードストラテジーです。
トレード回数があまり多くないのでトレンドが発生しない期間は目立ったトレードはありませんが、先週のように大きく動いたときには存在感のあるプラストレードをしてくれます。
今週の日銀決定会合を経て発生するトレンドに期待し、運用継続とします。
今週追加する「piranha USDJPY」は10/5ぶりの再投入。日銀決定会合前の仕掛けに期待。
以前、8月3日から運用し、チャイナショックで大きく利益を伸ばしましたが、その後、完全なレンジ相場(不得意相場)となったため、10月5日に運用を一時停止していました。
現在もそのレンジ相場から抜け出したとは言えませんが、今週に控えた日銀決定会合で大きく相場が動くかもしれないので、事前に投入します。
市場がじわじわと会合の結果を予想しながら動いていなかで、会合前にポジションをエントリーできるかどうかがポイントでしょう。
仕掛けた方向に大きく動けば利益となり、逆に動いたとしても-100pips程度の損切りラインで損失を限定してくれます。
設定取引額は[ 10k ]で運用スタートします。
約2ヶ月程度続いた凪の相場が変わることを狙った運用で、トレンド感が強まれば運用を継続していきたいです。-500pipsの損失で運用停止としながらも、より魅力的なストラテジーが出現してこれば入れ替えも考えます。
先週から様子を見ている「DELSOL EURUSD」も非常にトレードが安定しており、そろそろユニットに投入したいと考えています。
全体のストラテジーの好不調を見ながら来週もユニット入れ替えを検討します。
他のテラスユニットストラテジーでは、
「QQtrain AUDUSD」が損切りトレードをしましたが、それ以外の「Omni-R AUDUSD」、「KAGI USDJPY」、「EasySlider AUDUSD」には主だったトレードはありませんでした。
最新は以下になります。