「piranha USDJPY」先週より+479pipsで2週連続利益更新!「Vshft」も利益更新と好調!

先週はドル安・円高と、トレンド色の強い週となりました。スイングトレード系のストラテジーにとっては含み益を伸ばしやすく、利益も確定しやすかったといえます。テラスユニットでもトレンドで力を発揮しやすい「piranha USDJPY」・「Vshft EURGBP」は過去最高利益を更新、「WhiteCode EURUSD」は含み益を大きく伸ばす結果となりました。

今週は、「レンジ相場向け」ストラテジーより「トレンド相場向け」ストラテジーを強めにしたユニットに微調整をして望みたいと思います。

先週も利益更新をした「piranha USDJPY」、今週も大幅利益更新!

先週のドル安、円高の波に非常に綺麗に乗ることができ、決済ベースで先週より+479Pipsとなり、大きく過去最高利益を更新しました。

先週のトレードを振り返ると週前半は、値動きの小さいレンジ相場で、”小さな反動”から「買い」を仕掛けています。この仕掛けはマイナスとなりますが、週中盤の19日に”小さな反動(短期的上昇)”をトリガーに「売り」エントリーし、週後半までの大きなトレンドで+494Pipsの利益となっています。

19日の仕掛けは、その後の大きなトレンドを予測したわけではなく、piranhaに組み込まれた勝ちのシナリオに沿ったトレードとなったと言えます。

piranhaは”小さな反動(短期的な相場の動き)”から逆張りをしかけ、
少しでも有利なポジションを持つということを強みとしています。

その後のシナリオとして
シナリオ1)エントリー後、大きなトレンド発生→大きな利益(今回で言えば+494Pips)
シナリオ2)エントリー後、トレンド発生せず、もみ合い→小さな利益or小さな損失
シナリオ3)エントリー後、反対方向のトレンド発生→-100pips程度の早い損切り
を想定しています。

今回はそのシナリオ1となったわけですが、もしシナリオ3となったとしても、損失は最小限に抑える設計になっています。
この戦略が2013年7月以降、2年間に渡り有効に機能してきているといえます。

少ないトレード回数で利益更新!「Vshft EURGBP」

一般的なテクニカル指標とは異なる”完全独自の指標”を利用しているユニークなストラテジーの「Vshft EURGBP」ですが、先週は以前から持っていたポジションを利確し、piranha同様に過去最高利益を更新しています。

先週は、ユーロ高・ポンド安が急激に進んだ週でした。ヨーロッパ圏同士の通貨なので同じ動きをすることも多いのですが、過去1年を見ても先週の急激な値動きは稀だったと言えます。

8月10日から持っている「買い」ポジションを損切りすることなく、今回の上昇トレンドで利益に変えることができています。

レンジ相場となりやすいEURGBPに適して「売り/買い」の投資判断を適度に変化させるスタイルが非常にマッチしています。

未だ新規トレードなし「Genius_Eta NZDUSD」。売り判断を継続中。

8月17日にユニットに組み込みましたが、ユニットとしては未だ新しいエントリーはなく、8月12日に建てたポジションの決済を待っている状態です。

投資判断は5月上旬から「売り」を継続しており、現在も売り判断継続中です。NZDUSDの下落トレンドが継続することが望ましいので、アメリカの利上げ関連情報には注意をしていきたいと思います。

「QQtrain AUDUSD」は一旦停止。投資判断の様子を数週間観察。

7月6日から稼動させており、500Pips近い利益を確定させていますが、先週コラムに書いたように、投資判断が不安定なので一旦停止とします。

高勝率でリスクリターン率も非常に優秀な「QQtrain」ですが、得意とする「高値圏での売り」「安値圏での買い」の判断にぶれがでてきています。

上図のように、売りと買いを仕掛けるポイントがレンジ内に混在してきてしまっています。ロジックが、過去の価格データから高値圏、安値圏を算出しているのですが、計算している期間の価格に大きな変動がない為に、判断が行ったり来たりしてしまっています。

一般的に、投資判断を変更することは悪いことではありませんが、このQQtrainにとっては「投資判断が継続している」状況が利益拡大に適しています。

今週停止としますが、金の卵が点灯しているように、依然として魅力的なストラテジーなので今週以降の投資判断を見ながら再稼動を検討して行きます。


トレンドフォロータイプの「WhiteCode EURUSD」。今週取引額をアップ

8月3日に運用スタートしたばかりで、まだトレードは少ない状態ですが、先週のユーロドルのトレンド相場で思惑通り、大きく含み益を伸ばしてきました。

この状況から、EURUSDにトレンドがでれば利益が十分に狙えると判断し、今までの取引額[5k]から[10k]にアップします。

「Omni-X CADJPY」は運用停止。
直近6ヶ月のリスクリターン率が高いことからユニットに組み込み、成績が維持できれば取引額をアップして本格稼動とすることを考えていましたが、撤退ライン-500pipsを超えてしまったので、ここで停止とします。

最新のユニット表は以下になります。