先週は、ECBの想定を超える追加緩和や原油高など通貨ペアによって動きが異なる相場となりました。テラスユニットのストラテジーでは、「trendeater AUDUSD」と「piranha USDJPY」ともに、先々週に持ったポジションを先週損切りする結果となりましたが、週後半になるとマイナスを縮めてきています。
今週以降もイベントが控えており、大きな動きが予想されるので、引き続きトレンドフォロータイプのストラテジーを重視したユニットで行きたいと思います。
今週は日銀に動きあり。「MAX USDJPY」をユニットに投入!
過去にもユニットに組み込んできたことがある「MAX USDJPY」を投入します。
小さなトレンドではなく、数日~1,2週間の大きめトレンドで大きな利益を狙う純粋なトレンドフォロータイプのストラテジーです。
このところの円高からの転機が、今週の日米金融当局の金融政策発表で訪れる可能性があります。
大きなトレンドが発生することを狙い「MAX USDJPY」を今週投入し、乱高下が発生した時に強い「piranha USDJPY」も同時運用とします。
「MAX USDJPY」は主に順張りで仕掛ける最大ポジション4。
「piranha USDJPYは逆張りで仕掛ける最大ポジション2。
それぞれの設計の差が相場の違いを吸収してくれると考えます。
「MAX USDJPY」は取引額[ 10k ]で運用開始とします。
撤退ルールは、運用開始後-500pipsとします。
「EasySwing AUDUSD」の現ポジションの手仕舞いについて
利益更新中の「EasySwing AUDUSD」ですが、3月7日に持った「売り」ポジションが-300pips以上の含み損を抱えている状況です。
このストラテジーはドカンと負けることがあるので、このまま2ポジションを最終損切りラインまで保有し、決済する可能性があります。
そうなると-600pipsとなり、今までの利益+311pipsを全て吐き出し、マイナスとなってしまいます。
とはいえ、AUDUSDの上記チャートからも半月以上の上昇トレンドの調整がそろそろ入る可能性があります。調整したタイミングで手動決済するか、来週以降に運用を停止するという流れがよいでしょう。
テラスユニットでは、来週以降の運用停止判断とし、今週も運用継続とします。
現在検討中の「Omni-R EURGBP」と「WiseHat AUDUSD」
以前テラスユニットでも運用をした「Omni-R」のEURGBPストラテジーです。
先週のECB絡みの乱高下相場で利益をあげ、過去最高利益を更新しています。どちらかというとコツコツタイプで損切りラインも-120pips程度と浅めで最大ポジションも3と運用しやすいストラテジーと言えます。
「MAX USDJPY」を今週投入するのでは一旦は保留としますが、今一番運用させたいストラテジーでもあります。今週のトレードをみて来週、ユニット入れ替えを検討します。
先週から見ている「WiseHat AUDUSD」。先週、大きな損切りをして、押し目タイミングに入ってきました。
大きなマイナス後のトレード傾向を見てみると、必ずしもその後の成績が好調というわけではないので今週も保留とします。
「trendeater AUDUSD」と同様に、直近2週間のAUDUSDの上昇トレンドで負けています。今後はテクニカル的にも調整に入る可能性が高いので、そのような相場で「WiseHat AUDUSD 」が利益を更新できるかを見極めたいと思います。
今週は、「MAX USDJPY」を投入し、それに伴い1月からトレードがない「EasySlider AUDUSD」を停止します。
以下最新版のユニット表になります。