
先週は人民元安、上海株安と中国発のリスクにより為替相場も不安定となりました。特に円が買われ、週明けの月曜にはドル円1ドル=116円台の円高となりました。
先週のテラスユニットは年末年始相場対策で投入した「WiseHat AUDUSD」が損切りするなど成績が振るいませんでした。現在、特にポンドが絡みの値動きが大きくなってきていますのでユニット内の投資通貨ペアを調整する必要がでてきています。
今週はベテランストラテジーで稼動開始から右肩上がりの鉄板ストラテジーを2つ投入します。
・Cloud NINE GBPJPY
・MAX USDJPY
どちらも過去に何度もコラムで取り上げられたり、アワードノミネートされたりといった功績を持つストラテジーです。
2015年アワードノミネート「Cloud NINE GBPJPY」
先日発表された2015年のストラテジーアワードで3位入賞した実力はストラテジーです。
通貨ペア違いの「Cloud NINE EURJPY」も2015年成績がよく、ユーロが動けばCloud NINE EURJPYが利益を伸ばし、ポンドが動けばCloud NINE GBPJPYが利益を伸ばすといった傾向が見られました。
今ポンドが動いているのでその流れに乗りポートフォリオに組み入れ、[10k]で運用開始とします。
停止ルールは、運用開始から-500pipsとします。
「Cloud NINE GBPJPY」の特徴は、なんと言っても「抑えられたリスク設計」と「トレンドでの大きなリターン」を実現した数少ないストラテジーです。
≪特徴≫
・最大2ポジションまでしか保有しません
・最大損失(損切りライン)は1ポジションあたり -125pips
なので2ポジション同時損切りでも-250pipsと早い損切りを実施
・損切り早めの設計のため、勝率は50%を下回っています。
・上昇トレンドでも下落トレンドでも利益を狙えます。
・2~300Pipsの利食いができないほど値動きが小さい相場を不得意とします。
アワード入賞3位の実力はそのバランスの良さだと感じています。「長い目で見ればトレンドは必ずでるのでそのタイミングで運用できているか」、そして「動かない相場での損切り連続の前に運用停止をできるか」が重要なポイントになってくると思います。
年初からGBPJPYが動いているのでまずはこの波に乗って行きたいと思います。
最大4ポジションのハイリターン・トレンドフォローの「MAX USDJPY」
通貨ペア違いの「MAX GBPJPY」は、3ヶ月実現損益において全ストラテジーの中でNo1、テラスが提供するストラテジーの中でも稼動開始以来の累積損益No1の実力派ストラテジーです。
そのハイリターンを実現できるトレードスタイルは「Cloud NINE」と類似しており、トレンドが出た時に大きな利益を狙う損小利大のトレンドフォロータイプです。
「Cloud NINE」との一番の違いは、
「最大保有ポジションが4」であることです。
その分リターンは増えますが、リスクも増す傾向になります。
上図チャートからも 分かりますが大きく値動きがあるときに利益を伸ばし、動きが比較的小さい時は横ばいの成績となっています。
ドル円1ドル=116円台をつけ、2015年1月頃の水準になるなどドル円も年初から動きが活発です。
テラスユニットでは[ 10k ]で運用開始とします。
ドル円は動いたかと思えばまったく動かなくなるということがしばしばある通貨ペアなので、値動き小さいと判断したら直ぐに運用停止とします。
それとは別の停止ルールとしては、運用開始から-500pipsの損失とします。
また、利益が1,000pipsとなれば利益確定の運用停止も行います。
≪今週停止するストラテジー≫
・WiseHat AUDUSD
年末年始の動きが少ないと予想される期間限定での運用でしたが年明けの波乱相場で損切りとなったので、今回停止とします。
以下最新のユニット状況です。