トランプ相場はオバマ当選相場に似ている?クリスマスまではトレンドフォロー!

トランプ相場はオバマ当選相場に似ている?クリスマスまではトレンドフォロー!

先週は多少ドル高が一服したもののトランプ氏当選後のトレンドは継続しているように思います。

2008年に遡りますがオバマ氏当選の米大統領選時期のドル円相場が、今のトランプ氏当選相場の逆の形状に非常に似ています。このあたりから、ストラテジー運用のイメージを探ってみたいと思います。

2008年オバマ氏当選が決まった2008/11/4からドル円相場は反転し「ドル安」に進みました。

選挙日から12/17まで下げ続け、「約1300pips」の下落トレンドとなりました。

一方、トランプ氏当選後は、急速な「ドル高」相場となり、12/1時点で「約1300pips」の上昇トレンドとなりました。

トランプ相場後の非常に大きな変動に驚きましたが、2008年にも似たような大型のトレンドが大統領選の後に発生していました。

2008年を見ると、クリスマスを境に値が動かなくなり、緩やかにそれまでの相場の勢いが変わっていくことが分かります。

2008年は9月にリーマンショックがあったので一概に比較できませんが、

・「大統領選の後のトレンドは年内継続」

・「クリスマス以降は相場こう着」

・「大統領選相場はその後、反転」

などの可能性が高そうです。

クリスマスまではトレンドフォロータイプの運用で問題なく、その後、年内はレンジ相場向きストラテジー投入など個別に入れ替える等の戦略もよいでしょう。

いくつかのフルオートで取り上げられている「MultiAgent GBPJPY」や「Home Runs GBPJPY」などもトレンドフォロータイプと言え、クリスマスまで大きく活躍してくれるのではないかと思っています。

テラス・ストラテジーのみのフルオートとして採用している「(1週間)収益率1位 / PF1.2以上 / 3ポジション以上」では先週、「Genius_Theta NZDUSD」が4ポジションの損切りとなり、敢えなく入れ替えとなってしまいました。前々週の利益を全て失い「Genius_Theta」トータルではマイナス-181pipsとなりました。

今週からは、「Omni-R USDJPY」が新たに採用されています。

「Omni-R USDJPY」には現在、「損小利大」ステータスが付いていて、トレンド狙いのトレードもありますが、比較的短期での方向感を見極めているのでレンジ相場に向いていると感じています。「買い」「売り」の巧みな仕掛けが今のドル円の調整相場にマッチしています。