先週は、週前半から動きがあり、EURが強い週となりました。通貨ペア別に見るとストラテジーとの相性がはっきりと出ており、
1)EURUSD、USDJPY、EURJPYなどでは上昇トレンドとなりトレンドフォロー系ストラテジーが好調で、
2)GBPUSD、AUDUSDなどGBP、AUD絡みは週半ばでトレンド反転し、逆張り系のストラテジーが利益を伸ばしました。
テラスユニットでは、
「Cloud NINE GBPJPY」「piranha USDJPY」が過去最高利益更新となり、
「WhiteCode USDJPY」「GapFighters360 GBPUSD」は最大DD更新となり、
明暗を分ける週となりました。
12ヶ月収益率240%を達成した「Cloud NINE GBPJPY」
「Cloud NINE」急上昇のトレンドで大きな利益を狙うトレンドフォローストラテジーで、週前半の上昇トレンドで買い2つを仕掛け、合計+488Pipsとなりました。
GBPJPYの週後半の相場反転は、トレンドフォロー系ストラテジーにとって不利な動きとなったのですが、「Cloud NINE GBPJPY」はポジションを持たないと言う選択肢でうまく切り抜けています。
「Cloud NINE GBPJPY」は300Pips以上の大きめのトレンドが発生している状態を好み、逆に損切りラインの-100~-120pipsの小さな変動のレンジ相場を嫌います。今はボラティリティが高いので、このまま運用は継続し、ボラが小さくなってきたら成績によらず停止を検討します。
逆張りストラテジーながら、USDJPYで微増の「piranha USDJPY」
先々週から売りポジションを決済するなど、週前半中に売りポジションを決済し、合計+72Pipsとし、微増ながら、過去最高利益を更新しています。
その後、4/30夜のドル高相場が落ち着いた、5/1に逆張りの売りを仕掛けています。またポジションを保有中で含み損となっており、連勝継続は難しそうですが、損切りとなっても-100pips×2ポジションなので、今週も継続としていきます。
piranha USDJPYはドル円120円前後のレンジ相場で利益を上げてきるので、中長期のトレンド相場には気をつけていきます。
トレンド狙いで運用を継続していた「Genius_Delta EURUSD」本調子まであと少し。
FOMC発表など経済イベントによりトレンド継続することを仮説立てし、先週はGenius_Delta EURUSDの運用を継続していましたが、週前半、その通りといった流れになりました。
上図の赤い矢印期間は、綺麗な上昇トレンドを形成し、合計5つの買いポジション決済により+461Pips。
ただ、上記の10分足チャート青丸部分での急変動で、トレンド判断ロジックが買い→売り→買いと変更となり、マイナストレードとなってしまいました。
Genius_Deltaの弱みでもある相場の反転・だましといえる状況で、週を通してプラスの成績となりましたが、前半利益の半分以上を放出してしまいました。
まだ本調子となっていませんが、昨年4・5月のような材料のない低ボラティリティ相場になる可能性は低いので、トレンド狙いストラテジーとして運用を継続します。
ドローダウン後のトレードに期待。「Future_Prediction_FX EURCHF」
前回も記載しましたが、「Future_Prediction_FX EURCHF」は大きめのドローダウンの後に、利益を伸ばす傾向があります。先週もFOMC発表による相場変動で逆を突かれ、6トレードで-496Pipsとドローダウンしましたが、現在保有中ポジションの含み益も含めると既に+300Pips程度と戻してきています。
まだドローダウン額を取り返してはいませんが、サプライズな発表などのイベントがなければ、Future_Prediction_FXらしいトレードをしてくれているので、今週以降も運用を継続します。
連敗に注意しながら現状は運用継続をします。前回から変わらず、撤退ラインは最大ドローダウン-700Pips程度を目安とします。
≪今週ユニットから外すストラテジー≫
・WhiteCode USDJPY
1/5に運用を開始してからまだ-344pipsのなのでまだ挽回の余地がありますが、最大ドローダウン更新ステータス点灯のため停止します。
・GapFighters360 GBPUSD
WhiteCode同様に、最大ドローダウン更新ステータス点灯となってしまったので今回停止します。
GapFighters360はドローダウンの後に利益の更新することが多いので、停止はしていますが、今週以降もトレードにも注目していきたいと思います。
以下は、最新のユニット表になります。