6ヶ月損益ランキング1位のEnergadeを検証

6ヶ月損益ランキング1位のEnergadeを検証

相変わらず横這い微減で、成績上昇の飛躍できない状況が続いていまして、

4/25(土)朝時点の証拠金\1,844,352から、5/2(土)マーケット終了時点の\1,822,550へ減少と

なりました。

 

4月最終週~5月1週の弊社リアル口座成績

2014年6月末の稼働開始以来の成績を損益曲線で振り返れば、2015年2月以降の低迷がよく分かります。

 

しかしながら、2014年10月までも低ボラティリティに苦戦しており、残証拠金は180万円を切るところまで

低下しておりましたので、現在の結果は過去最低ということではありません。

 

運用開始以来の損益曲線

前週の個別ストラテジーの成績を見ますと、INGRAMユーロドルHyperSwing AUDNZD善戦し

ましたが、比較的長時間に渡ってポジションを保有するスイングトレードタイプを中心に負け越しています。

 

毎年、ゴールデンウィークは、日本のトレーダーが好む通貨を中心に相場が荒れる傾向があります。

ゴールデンウィークのマーケットの値動きが荒くなる可能性を考えると、採用しているスイングトレードタイプ

のストラテジーは大きく負ける可能性もありますので、一部をユニットから外し、代わりに短時間でトレードを

追えるMultiScalperM4ドル円のロット数を30kに上げています。

 

個別ストラテジーの成績

ゴールデンウィーク明けからは、シストレ24で成績上位のスイングタイプのストラテジーもユニットに

入れて試して行きたいと考えています。

 

特に、6ヶ月損益ランキング1位のEnergadeユーロドルを検討しています。

今回はその過去成績を見てみたいと思います。

 

 

Energadeユーロドルを検証

Energadeユーロドルは、移動平均線を使用して高値、安値を割り出すと共に、買われ過ぎ売られ過ぎの

判定を行なうCCI (Commodity Channel Index)を使ってエントリーと決済を行ないます。

 

レートがエントリー方向と逆行した場合は、300pipsで損切するよう設定されています。

 

下の画の平均取引時間を見ますと、123時間以上(約1週間)ポジションを持ちます。

つまり、1週間のポジション保有中にエントリーと順方向にトレンドが出てくれるような相場であれば

良い成績を出すことが出来るストラテジーなのです。

 

Energadeユーロドルが好調な局面

過去12ヶ月の成績は一貫して右肩上がりの損益曲線を描き申し分ないのですが、上の画のオレンジ色の枠で

囲った期間では、週足が連続して売り方向に下降するトレンドを形成しています。

 

この時、売りエントリーを仕掛けて勝ちトレードを連発し成績を上昇させて来ました。

 

一方で、最大ドローダウンは2,100pipsを超える大きいもので、連敗を喫することで発生しています。

それがどんな時に起こっているかを見ますと、

以下の画の通り「レンジ相場だけれどもロウソク足のヒゲが伸びる方向性の分かり難い相場」 です。

 

Energadeユーロドルが不調な局面

上下に頻繁に値動きの方向性が切り替わり、一気に100pips~300pipsレートが進むような相場には

対応できません。

そのような相場が続いたら停めれば良い。分かり易い性質のストラテジーだと言えます。