¥80,154後退もBandCross3の負けをNoah`s miniで補完に成功

それにしても、証拠金50万円増の壁は厚いものです。

 

またしても後退を余儀なくされまして、先週の株式会社ゴゴジャンのリアル口座の結果は以下の画の通り、

2/21(土)朝時点の証拠金¥2,432,776から2/28(土)マーケット終了時の¥2,352,622へと\80,154

減少となってしまいました!

 

残念ではありますが、相場を分析してユニット構成を考えて行きたいと思います。

 

2月最終週の弊社リアル口座成績

各個別ストラテジーの状況を確認すれば、主力と考えているCrossroadsユーロドル

SiegeユーロドルBandCross3ユーロドルの成績が不振でありました。

基本ロジックは共通ですので、勝ち負けは殆ど同様のタイミングとなる訳ですが、3本合計で\-77,821

負けていることが今回の後退の主因です。

 

今回は、先週のチャートと負けたストラテジーの動きを確認して見たいと思います。

また、唯一気を吐いて\22,749増を記録したNoah`s miniユーロドルの動きも見て行きます。

 

 

弊社リアル口座のストラテジー別成績

CrossroadsユーロドルSiegeユーロドルBandCross3ユーロドルの基本ロジックは同じ

ですので、BandCross3ユーロドルを例に見てみます。

 

まず、稼働開始以来今までの間、どういう局面で負けトレードを喫しているのかを確認して見ます。

BandCross3ユーロドル稼働開始以来の成績

2014年9月21日のトレードスタート以降、上の画の5つの場面では日足で激しくレートが動き、1回の大きな

勝ちトレードと4回の大きな負けトレードを発生させています。

 

①は、10月15日の日足が大きく上昇したタイミングで、-184.3pipsの損失トレードでした。

②は、12月に入った閑散相場の中、12月15日に大きくレートが下落し、-91.6pips-67.6pipsの2連敗の

負けトレードとなりました。

③は、年始のマーケットクローズ期間を跨いで保有し続けたポジションが、年始オープンの窓開けで

ロスカット設定値220pipsを超える-227.5pipsまで損失を広げたトレードでした。

④は唯一勝ちトレードとなっていますが、1月15日のフランショックの際に、145.6pips150.4pips

2連勝を収めています。

⑤は、先週2月26日の200pips近い下落の中で-103pipsの損失を記録しました。

 

先週のトレードを以下の画に拡大して見ますと、間違った方向へエントリーを行ない2月26日の下落の中で

損失を拡大させながらもロスカット設定値まで損が拡大する前にBandCross3のロジックが損切決済を

行なっています。

BandCross3ユーロドル先週のトレード

BandCross3ユーロドルは、これら5回の場面の様に大きな値動きが発生した際、大きな勝ちトレード、

あるいは負けトレードを発生させます。

 

しかしながら、それ以外の期間のレンジ相場、徐々に上下何れかの方向に動いて行くトレンド相場においては、一貫して損益曲線を上昇させて来ています。

 

従って、今後も、大きく動くタイミングでロスカット設定値付近を最大とする負けトレードが発生するものの、それ以外の相場では勝率高く損益曲線を右上方項に伸ばして行くものと想定でき、個人的にはユニットから決して外すことは無いストラテジーだと考えています。

 

他方、先週好調のNoah`s miniユーロドルを見てみましょう。

まず、2013年12月22日の稼働開始以降のNoah`s miniユーロドルの実績を見ますと、日足ベースの細かい

レンジ相場では損益曲線が横這いとなりますが、ボラティリティが上昇しトレンドが発生する相場では

グングンと損益曲線は上昇しています。

 

Noah`s miniユーロドル稼働開始以来の成績

続いて、先週のトレード状況です。

 

Noah`s miniユーロドル先週のトレード

2月25日に売りエントリーを2回行ない、2月27日 2:00に131.2pips146.8pipsの勝ちトレードで

終了しています。

Noah`s miniユーロドルのロジックが相場に完全にマッチした結果とみることが出来ます。

 

継続して損益曲線を上昇させる複数の優秀なストラテジーをポートフォリオに入れ、トータルで利益を

積上げて行くことがシステムトレーディングにおいては有効な方法と言われますが、

先週のBandCross3ユーロドルNoah`s miniユーロドルを見れば、前者が落ち込んだものの

後者で取り返すということが出来ていて、同じユニット内に入れるストラテジーとして理想的な組み合わせと考えています。