金の卵「HighWindFx GBPJPY」先週+1145Pips!

金の卵「HighWindFx GBPJPY」先週+1145Pips!

先週は、トランプ次期大統領の記者会見の影響でドル安が進み、ポンドはハードブレグジット懸念再燃で大きくポンド安となりました。

「金の卵トップ1実現T50」など複数のフルオートで採用されていたポンド円ストラテジーの「HighWIndFx GBPJPY」が、+1145pipsと大きな利益を上げました。

先週、「金の卵トップ」系のフルオートから一旦外れていましたが、このプラス利益も重なり、今週再度「金の卵トップ」系のフルオートに採用となりました。

大きな利益を上げた先週決済の3トレードを見てみます。

2017年の第1週、トランプ相場期待で始まりましたが半ばに調整が入りポンド安・円高に流れが傾き始めました。傾き始めた1/5の0時、7時、15時に「売り」をエントリーしています。

エントリーの時間を分散することで最大50pips近くエントリー価格をずらしています。

そして決済は、個別に実施しており、+365pips、+386pips、+393pipsの大きな利益確定となりました。

今回は「HighWindFx GBPJPY」の決済についてみていきます。

このストラテジーは、基本決済として

(1ポジションごとの利食い、損切りとして)

1)+400pips程度のメイン利益確定ライン

2)-150pips程度のメイン損失確定ライン

が存在します。

また、全保有ポジションに対して

3)合計で-250~-300pips程度で全てのポジションを損切りするライン

も存在します。

急変動が起きたときなどはこの限りではありませんが、基本的には上記のような制御により損小利大を実現しています。

そして、上記とは別に相場の変化やトレンドの終焉を検知するロジックが存在します。

それは、エントリーにも利用している「相場が強く動いている状態」と「弱くなっている状態」を読み取り、その変化から相場が変わるタイミングやトレンドの終焉を見出します。

この相場が強く動いている状態かどうかは一般的なテクニカルインディケーターではなく独自のものを利用しているようです。

その他に、テクニカルな指標も活用しており、為替ではよく使われる「MACD」です。

テクニカル指標と独自指標を組み合わせて利用し、利食いラインや損切りラインに到達しなくても利益を最大限にする為の決済を行います。

テラス・ストラテジーのみのフルオートとして採用している「(1週間)収益率1位 / PF1.2以上 / 3ポジション以上(ご自身で設定する必要があります)」では3週連続で「HighWindFx GBPJPY」が採用となっています。

金の卵トップ系のフルオートとは採用タイミングが多少異なりますが、先週の大きな利益は同様に獲得できています。

この「HighWindFx GBPJPY」ですが、好調すぎる点が気になります。

もともと損小利大の設計になっているので、右肩上がりの成績を見せている直近12ヶ月でも勝率は50%を切っています。

対して、直近1ヶ月の勝率は100%かつ16連勝と過去3年半の中で、最も好調となっています。

システムトレードは統計をベースにしていることから、現状の勝率100%の成績は行き過ぎという考えはあると思います。そして実際この後100トレードぐらいこなせば、50%の勝率に近づいていくと思います。

ですが、だからと言って今すぐ運用を停止することが最善の策かというとそうとは言えません。これはトレンド相場でトレンドの波に乗り利益を狙うことと同様の考え方で、好調なとき、(ロジックが相場にマッチしているとき)はその波に乗ることで、ストラテジーの平均的なパフォーマンスより高めることができる可能性があるからです。

フルオートの入れ替えを待つ形で現状のストラテジー選択を継続したいと思います。