
先週は日銀会合、FOMCと大きな金融イベントがいくつもあり、週後半に掛けてドル安に大きく動きました。
テラスユニットでは、
「piranha USDJPY」+410pips、
「MAX USDJPY」+575pips、
「Cloud NINE GBPJPY」+550pips、
とトレンドフォロータイプのストラテジー大勝となりました。テラスユニットTotalでも+1000pips以上と、先週の大相場を上手くストラテジーが攻略してくれました。
年初からの原油安も落ち着いてきており、今週以降、主要な指標発表、会合等もあまり無い為、動かない相場になる可能性があります。
今週様子を見て、来週にはユニット内のストラテジー入れ替えを検討したいと思います。
入れ替えの方向性としては
動かない相場が続けば、トレンドフォローストラテジーを減らし、レンジタイプを投入。
トレンドフォローストラテジーが利益を伸ばせば、現状ユニットで継続運用。
と考えています。
稼動2年8ヶ月のベテラン「piranha USDJPY」が過去最高利益更新!
先週の日銀会合での緩和策継続、そしてFOMC会合での利上げ据え置き、ペース引き下げが発端となったUSDJPYの下落相場で+400pipsをあげ、過去最高利益を更新しています。
逆張りらしく下げ直前の上昇で「売り」仕掛け、下げ切った後の底で利食いをしています。
このような最高のトレードが、その他損切りなどのマイナストレード分を吸収してくれています。このような最高のトレードがpiranhaの特徴であり、2年8ヶ月の運用成績を右肩上がりにしています。
利益を出しにくい相場・期間は?というと、USDJPY相場でたまにやってくる超低ボラティリティ相場です。
損切りラインが100~125pips程度で最終利食いラインは250pips程度なので、100~200pips程度をバンドウォークするような相場だと損切りだけ実行され、利食いできません。
今がそのような相場とは言えないので、テラスユニットとしては他のトレンドフォロータイプよりも安心して運用継続判断を行えます。
トレンドで力を発揮してくれた「MAX USDJPY」
piranha同様に週後半の下げ相場で+600pips近い利益をあげています。
相場が大きく動くタイミングで勝つというMAXらしいトレードとなりました。
最大ポジション4なので、できれば4つすべてのポジションで仕掛けてほしかったところですが、相場の動きが早すぎて追加売りは1つ(合計2つの売り)までとなってしまいました。
「MAX USDJPY」も稼動から2年と8ヶ月を経過したベテランストラテジーで、過去最高利益まであと数百pipsと迫っています。
約2年8ヶ月の損益曲線は「piraha USDJPY」同様に綺麗です。
特徴としては、利益を更新できない期間(停滞期間)は多少長めです。逆に、短期間で大きな利益を一気に上げるタイプです。そのタイミングを逃さないように継続して運用しておくことが必要なストラテジーです。
テラスユニットでは今週も運用を継続とします。
2015年ストラテジーアワード3位の「CloudNINE GBPJPY」
「CloudNINE GBPJPY」も2年8ヶ月の運用期間を有するベテランストラテジーです。
昨年のピークから、過去最高利益を更新できないでいましたが、今年にはいってから+2,000pips近く利益をあげ、再び過去最高利益目前となりました。
最大ポジション2でシンプルにトレンドを捉えるタイプのストラテジーなので長い目で見れば安心して運用できるストラテジーです。
1,2ヶ月負けが続いてしまうと運用を継続できないのですが、こういうストラテジーこそ我慢が必要と言えます。
「CloudNINE GBPJPY」は昨年末に実施されたストラテジーアワードでも3位を受賞するほど昨年も活躍したストラテジーです。今年は過去利益を継続して更新し、2016年のストラテジーアワードを狙ってほしいと思います。
<今週停止するストラテジー>
・Easy Swing AUDUSD
先週、運用停止するかを検討していたストラテジー。先週時点で-300pips近い含み損を抱えていましたが、上手く-60pipsぐらいの損失に押さえることができました。運用開始からの損益は+254Pipsとプラスですが、ドカンがあるストラテジーなので、現在のトレンドフォローメインユニットにおいては、必要性が低い為、一旦外します。
以下最新版のユニット表になります。