オリンピック期間はレンジ相場!?レンジ向きストラテジー重視戦略で。

先週は、相場反転があったり方向感が定まらない通貨ペアが多く8月のレンジ相場入りを感じます。 前週の米GDPの弱さからドル安ムードで始まり、週後半の英国利下げ、米雇用統計の予想を上回る結果から反転してドル高となっています。 そして8月5日からリオ・オリンピックが始まっており、これから約2週間はレンジ相場を予想します。 以下は過去のオリンピック開催期間のUSDJPYの値動き比較になります。

2012年のロンドンオリンピック期間では、下落トレンドの流れが開会の2012/7/27からレンジ相場に転換。 そして閉会の2012/8/12より上昇トレンドになっています。 2008年の北京オリンピック期間では、ロンドンとは逆の流れとなっており、上昇トレンドの流れが開会の2008/8/8からレンジ相場に転換。 そして、閉会の2008/8/24より下落トレンドになっています。 主要国の大きな政策発表や金融イベントが予定されていない上に、オリンピックイヤーということで8月はレンジ相場といってもよいでしょう。 その為、テラスユニットとしては、レンジ相場対策ストラテジーをメインとした組み合わせで8月を攻略したいと思います。
引き続きpiranhaの3ストラテジーの同時運用を継続しています。 先週は3ストラテジー合計で-177pipsとマイナス(決済ベース)となっていますが、週末時点で合計+199pipsの含み益となっています。
大きなプラスではありませんが、レンジ相場において+200pipsを超えるようなトレンドが発生すれば大きな利益に変わります。 3通貨ペアの現在の保有ポジション(チャートは直前2週間)と2016年の相関関係を見てみると以下のようになります。
それぞのれ相関を見てみると、 USDJPYとAUDJPYは、順相関。同じ値動きになりやすい。 USDJPYとAUDUSDは、逆相関。逆の値動きになりやすい。 AUDJPYとAUDUSDは、あまり相関がみられず、異なる値動きになりやすい。 と言えます(2016年1月から現在までの日ベースの終値から算出)。 現時点ではすべての通貨ペアで「買い」を保有中で、大きく相場が動くと「利益を伸ばすストラテジー」と「マイナスになるストラテジー」とが出てくることが予想できます。 piranhaは、メインの損切りラインが-100pips程度なので、大きく相場が動いた場合、マイナスに動いたストラテジーは-100pipsでの損切り、そして残りの2ストラテジーが±0もしくは、大きくプラスとなる公算です。 8月はレンジ相場を予想しているので大きな値動きは無いかもしれませんが、どのような動きがあっても小さなプラス~大きなプラスを安定して狙えると考え、今週もpiranha3ストラテジーは運用継続とします。

先週稼動開始したレンジ相場向きストラテジー「WiseHat AUDUSD」

先週8/1に運用開始し、早速レンジ相場向きストラテジーらしいトレードとなりました。 利益は決して大きくありませんが、高値から安値、そして安値から高値へと上下動するレンジ相場でうまくトレードしています。 この調子で8月一杯レンジ相場が続けば、利益を伸ばしてくれるでしょう。 同じく8/1に運用開始した「Omni-W EURUSD」はまだ新規のエントリーをしてません。 今週はユニット変更はしません。 以下は、最新のユニット表です。