夏枯れの相場もプラス!Beatrice 07

8月第2週お盆期の相場では、人民元切り下げの影響に伴う値動きが発生しましたが、大きく勝つことも負けることもなく、証拠金額に然程の増減はありません。

前週終了時点1,441,936円から8月15日(土)朝終了時点1,428,770円となっています。

8月第2週の弊社リアル口座成績

週の前半8/12(水)まで、Beatrice ADX01のマイナス¥16,231を筆頭に13個の負けトレードが発生しましたが、週後半の10回の勝ちトレードで取り戻しています。

8月第2週の弊社リアル口座ストラテジー詳細


個別にBeatrice 07、Beatrice ADX01のトレードを見てみましょう。

Beatrice 07は、トータルで大きなプラスとなりました。
8月10日(月)午前エントリー8月11日(火)11:00決済の売りエントリーは、エントリー後含み益を抱えましたが、その後のレート上昇により最も含み損が大きい状態ではマイナス100pipsを超えました。

しかし、その後の11日(火)午前10時過ぎの中国人民銀行による人民元の基準レートを1ドル=6.1162元から6.2298元に約1.9%切り下げるとの発表によってユーロドルレートが下がった時点で損切決済を行ないました。

以下の画の通り、その当時近辺の底値付近でエグジット出来ており、妥当なタイミングでの退避的な決済でありました。

Beatrice 07 8月第2週のトレード


その直後の8月11日(火)お昼には、即座に買いエントリーを行ない、一気に下落したユーロドルレートの戻り相場を狙っています。

やはり、殆ど底値付近でエントリーが出来ており、一旦は4ポジションともに200pips越の含み益を抱えた後に8/13(木)12:00に150pips前後の利益確定決済を行ないました。

この一連の流れを見ると、もっと利益を抱えた時点で利益確定が出来ていればと思うところもあり決済ロジックに改善ポイントが残っているのではないかと言いたくもなります。

実際、20pips~40pips程度のトレーリングストップ(利益が出たら決済値を切り上げる)を入れれば、天井付近を捉えることも出来たと考えがちですが、上の画のそれまでの値動きを見れば、もっと早期の小さな利益を抱える時点で数十pipsレートが戻る局面も出現していますので、トレーリングストップの安易な使用は得策でないことが分かります。

他方、Beatrice ADX01は、4ポジション×2連敗後、1勝という結果でした。

8月10日(月)正午前後に4ポジションのエントリーを行ない、決済は、8月12日(水)2:00まで引っ張ったためBeatrice 07よりも損失は大きくなっています。

Beatrice ADX01 8月第2週のトレード


続く8月12日(水)10:00からの4ポジションは、再度売りエントリーを仕掛け、見事に外してストップロス設定値の130pips付近まで持って行かれています。

最後の8月13日(木)午前のエントリーも、執念深く売りエントリーを行ないましたが、ここはレンジ相場で利益が乗ったタイミングで上手く利益確定決済が行なえました。

このようにお盆の週のトレード結果は、週後半で取り戻したというものでしたが、Beatrice 07を例にとり過去6ヶ月のトレードを振り返りますと

Beatrice 07 過去6ヶ月のトレード結果

6ヶ月、3ヶ月の平均利益が大凡140pipsを超え、勝率も60%付近以上となっていましたが、所謂、夏枯れ相場に入って以降、平均利益110pips、勝率も55%という成績で、一進一退が続き損益曲線も横這いといった状況になっています。

しかし、見方を変えれば、夏のこの相場でも成績を保っているとも言え、これから年度末にかけてのマーケットで、如何に真価が発揮されるかが楽しみです。