チューニングで複雑なレンジ相場にも対応 Beatrice ADX01

チューニングで複雑なレンジ相場にも対応 Beatrice ADX01

先週は非常に動いた相場の中で大きく稼ぐことが出来たトレーダーの方も沢山いらっしゃったでしょうし、一気に成績をアップさせたストラテジーも沢山ありました。

ドル円で言うと介入があるかもしれないと警戒する意見も多々ありますが、今後の展開として、前週の大相場と違って複雑なレンジ相場に入るといった見方もあります。
ドル円をはじめ他の通貨ペアでも、レンジ相場に対応できるストラテジーを検討した方が良いと思います。

さて、この動いた相場の中で実績を飛躍させたのは、12ヶ月実現損益で3位にランクインしているBeatrice ADX01ユーロドルでした。

12ヶ月実現損益ランキング

昨年度のシストレ24アワードの大賞をいただいたBeatrice 07ユーロドルのベースとなったストラテジーで、ロジックはよりシンプルなもので、テクニカル指標は、ADX、CCIを使用し最大ポジションは4個迄持ちます。

トレンドが続くと判定すると最大ポジション数まで保有し、トレンド継続時に大きな利益を狙うため、利益確定値は350pipsまで引っ張りますが、トレンドが続かないと判断した場合は、ロジックが早目の利益確定決済を行ないます。

反対に、エントリーと逆方向にレートが進んだ場合は、損切設定値130pipsで決済するよう設計されています。

Beatrice ADX01ユーロドル

過去、12ヶ月実績を見ますと、2015年7月までのユーロドルレートが1.05から1.15の間でトレンド相場を形成していたタイミングでは、非常に順調に利益を獲得し続けました。

しかし、その後の8月末から10月末頃にかけての1.12から1.13付近でレンジ相場を形成したマーケットでは成績を降下させています。

この時の経験を踏まえ開発者がパラメーターのチューニングテストを行ない始めました。

その後、11月以降のユーロドル相場の上昇トレンドでは、またも勝ちトレードを多発して一気に実績を回復させ、先週のマーケットでは1トレードにおける最大利益を更新する程の成績を記録しています。

その相場の中でも12月から1月末まで続いた1.075から1.1付近を上下するレンジ相場では、8月末から10月末頃のレンジ相場とは違って大きく負けることなく損益曲線はおおむね横ばいを維持しました。

これは、先程申し上げた開発者によるチューニングテストの結果、2015年12月7日に、使用するADX、CCIなどのテクニカルのパラメーター値を、レンジ相場でも大負けしない設定に切り替えたことが、有効に働いたからです。

冒頭で申し上げた複雑なレンジ相場が今後のユーロドル相場に到来したとしても、恐らく昨夏以降のような負けトレードを多発生させることの無いチューニングが出来ていると考えており、Beatrice ADX01ユーロドルの今後は十分期待できると思います。