
先週は、トランプ政策やFOMC、米雇用統計などのイベントにより乱高下をしながらもドル安の流れとなりました。
1月30日から「新たなフルオート設定」がスタートしました。(データサイエンス部による詳細の説明はこちら)
https://www.invast.jp/st24mr/advantage/information/strategyblog/2017/01/post-127.html
以前公開されていた「俺のフルオート」が常設となりました。
「best invast label_2016」や「ふるふるフルルートさん」など非常にシンプルでありながら絶妙な選択をするフルオート設定には、自分にはない視点があり非常に参考になりました。今後も継続してウォッチしていきたいと思います。
そしてもうひとつの変更点として新たなフルオート設定が追加されています。
例えば、
「ポンド_トップ2実現T60」などです。
設定内容は、
~「金の卵 or 一発 or 損小利大」ステータスから「直近12ヶ月間」で「実現損益上位」2つのストラテジーを「ポンド4通貨ペア」から選択。~
といったように、俺のフルオート同様シンプルな設定となっていながらも、年間を通して安定的な資産曲線を描いています。
その中で特に注目したいポイントは
「直近12ヶ月間」と「実現損益上位」です。
データサイエンス部が分析を行った結果が掲載されていますが以下はその一部になります。
「収益率vs実現損益」との比較分析では、
明らかな差が見てとれます。私は、ストラテジーの性能を測る指標としては「実現損益」よりも「収益率」を重視したほうがよいと思っていました。ですがシストレ24においては断然「実現損益」を重視したほうがよいということが分かりました。
収益率はどちらかといえばポジションが1や2のストラテジーに優位は指標であり、実現損益はどちらかといえばポジションが3や4のストラテジーに優位になると考えられます。複数のポジションを巧みに活用するストラテジーに優位性があると言えそうです。
もうひとつのポイントは「観測期間」になります。
バランスよく成績がよいのが「12ヶ月」という結果です。これはまさに6000以上のストラテジーのパフォーマンスを一手に分析できるシストレ24だからこそ導き出せた結果だと思います。以前のセミナーである個人投資家の方が「直近3ヶ月が好調なストラテジーは危ない」ということを言っていました。その方の経験から来るものだったと思いますが、まさに数字にもその傾向が出ていることが分かります。
その理由の仮説としては、「相場は3ヶ月程度で常に入れ替わっていく(=相場サイクル)」と言えそうです。
今回の「新たなフルオート設定」にはまだまだ運用の参考になるネタが詰まっているので今後もいろいろと探ってみたいと思います。
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テラス・ストラテジーのみのフルオートとして採用している「(1週間)収益率1位 / PF1.2以上 / 3ポジション以上(ご自身で設定する必要があります)」では2週連続で「DELSOL GBPUSD」が採用となっています。
先週は、イベント続きだったので、コツコツドカン系の「DELSOL」にとっては不利な相場だと思いましたが、連勝を続け、先週決済ベースで+275pipsとなっています。
大きなイベントを通過し、今週はイベントが少ないのでレンジ相場になる可能性があります。引き続き「ドカン」に要注意ですが、フルオート設定どおり、「DELSOL GBPUSD」の継続運用とします。