トランプショックでも利益更新継続!金の卵「Fourth_Element AUDJPY」

トランプショックでも利益更新継続!金の卵「Fourth_Element AUDJPY」

先週の米大統領選ではトランプ勝利による大波乱の相場となりました。ドル円は4円下落からの5円上昇となり「利食い・損切り設定」がストラテジーの成績を大きく左右する結果となりました。

システムトレードにおいて一般的に(スキャルピングなど短期売買を除き)利食いラインは広めに設定するほうが総損益が大きくなる傾向があります。利食いラインが広めに設定されている場合、今回のような価格が大きく往復するような相場では利食いができず、損切りのみしてしまうという結果になりやすいです。

そんな中、金の卵Fourth_Element AUDJPYがトランプショックでも利益更新を続けています。

メイン損切り-300pips、メイン利確ライン+50pipsの設計により、トランプショックで1ポジションの-300pips損切りを行いながらも、+50pipsの利食いを重ねて、トータルで過去の利益を更新しています。ツꀀ

もし損切りラインが-300pipsではなく-500pipsに設計されていれば今回の乱高下相場では損切ることなく利食いし、全てのトレードで利益にすることができたでしょう。

損切りラインを深くすることで「損切りの回数」は減っても、「損切りでのマイナス損失」は増える為、そのバランスが重要となります。

「Fourth_Element AUDJPY」の特徴は以下の通りです。

1)最大ポジション数4

2)高勝率タイプ(損切り-300pips利食い+50pips)

3)長めのトレンド判断を採用

高勝率タイプの中でも、「3)長めのトレンド判断を採用」しているのでトレンド発生時でも利益を伸ばすことができます。

トランプショックで改めて感じたことは「大きな金融イベント時」は損切りライン、利食いラインが非常に重要であるということです。イベント時にトレードがなく、結果として無事に乗り越えいているケースもありますが、特に損小利大系、損切りが浅めで利益確定ラインが深いタイプには不利な相場と言えそうです。

前回のコラムでも書きましたがMAXやDesignには厳しい相場となりました。

・MAX EURCAD メインの損切りライン-150pips

・MAX GBPJPY メインの損切りライン-150pips

・Design GBPCHF メインの損切りライン-100pips

「MAX EURCAD」は投票発表前半のクリントン優勢の情報での下落相場で、損切りをしてしまっています。損切りをもう少し我慢できる設計になっていればその後に大きな利益が待っていました。

「Design GBPCHF」はトランプ優勢情報からの大きな下げで「損切り」。しかし、その後下げ中に「買い」ポジションを仕掛け、相場反転で利食いへと繋げています。トランプショックの痛手は少なくて済んでいます。

フルオート「金の卵トップ2実現T80」での成績合計は-1242円とプラスにはできませんでしたが、巻き返しのトレードでマイナス幅を縮めることができています。

テラス提供ストラテジーのみのフルオート「(1週間)収益率1位 / PF1.2以上 / 3ポジション以上」で採用となっていた「MAX EURCAD」はマイナスとなってしまいました。コラム前半で紹介した「Fourth_Element AUDJPY」のようなタイプで構成するフルオートを考えてみます。

フルオート「テラスストラテジーのみ / (1週間)収益率1位 / PF1.1以上 / 勝率75%以上」

勝率が高いストラテジーを積極的に採用するフルオートを考えるとどうしても、上記のグラフのようにドカンと負けることが発生してしまので完全とは言えませんが、優秀なコツコツタイプを乗り継いでいくといったフルオートも微調整で可能かもしれません。