損切り浅めストラテジーは控えめが◎?金の卵「Design GBPCHF」好調!

損切り浅めストラテジーは控えめが◎?金の卵「Design GBPCHF」好調!

いよいよ9日水曜日(日本時間)にアメリカ大統領選の結果がでます。基本的にストラテジーは運用継続(敢えて停止にはしない)をスタンスにしていますが、今週は注意が必要です。

特に「最大損切」が浅め(-200pips未満が目安)のストラテジーを複数稼働中の場合は、停止する等、控えめなポートフォリオが望ましいでしょう。

今回の米大統領選は、EU離脱の英国国民投票と比較されやすいのでUSDJPYチャートを見てみます。

ドル円全体では、約800pipsの値動きは発生していますが、特に注意したいのは、イベント中に値動きの行き過ぎ及びその反発により、数時間内に260~320pipsの乱高下が発生していることです。

ストラテジーには損切り(ロスカット)が設定されており、概ね-100pips~-300pipsです。イベント中に新規のポジションを建てた場合、仮に方向感が合っていたとしても損切りになる可能性が非常に高くなります。

ストラテジーカードで「最大損失」をチェックして”-200pips未満”の場合は一時停止を検討するとよいでしょう。

上記例は、稼動開始から3年を経過している超ベテランストラテジーの「piranha USDJPY」ですが、「最大損失」は-170pipsなので、もし運用してるのであれば、一時停止が望ましいでしょう。

「Design GBPCHF」が好調で、フルオート「金の卵トップ2実現T80」などに採用!

「Design GBPCHF」は数週間前にも同様の金の卵系フルオートに採用されましたが、その際は1週間で外れてしまいました。

今回2度目の採用となり、以前のコラムでも紹介したように、優秀フルオートに複数回採用されるストラテジーは勝ちに貢献しやすい傾向があります。

直近1年間の「最大損失」は-107pipsと浅めの損切りをするタイプのストラテジーなので、今週の米国大統領選前後は不得意相場が予想されます。ここを乗り切ってくれることを期待したいです。

ちなみに、6月の英国国民投票時は、たまたまトレードがなかったので損益に影響はありませんでした。

テラスストラテジーのみのフルオートとして採用している「(1週間)収益率1位 / PF1.2以上 / 3ポジション以上」(こちらはご自身で詳細設定する必要があります)は、今週から「MAX EURCAD」を選択しています。

トレード結果はヒラリー氏の私用メールに関しての捜査再開の発表による相場反転で、「Daepon EURGBP」、「GapFighters360 NZDUSD」ともに、損切りとなってしまいました。

今週から採用となった「MAX EURCAD」は10/18からのEURCADの急上昇トレンドで+2,179Pipsのプラスとなったことが影響し今回採用となっています。

この「MAX EURCAD」の最大損失は-192pipsとトレンドフォローストラテジーの中では浅めの損切りの設定となっており、今週は積極的には運用したくないストラテジーです。

前回のコラムでもお伝えしましたがイベント前後の発表等で揺れる相場で大きな利益を上げたストラテジーの採用は、一度ストラテジーカードで直前のトレードをチェックする必要がありそうです。