先週は円安&ドル安のリスク選好相場。トレンド変化を利益にできるか?

 先週は、円安&ドル安の動きが優勢となり、全体的にリスク選好型の相場となりました。トルコリラの大幅な利上げなどから新興国通貨安不安が和らいだことや米中協議の可能性、米国株高になったことなどが影響しています。今までの流れの反動的な動きも含んでいる為、今週以降さらなるトレンド変化の可能性もあるでしょう。

 先週の相場で、これまで直近好調だったストラテジーがポジション変更や決済待ちなど好調さに欠ける内容となりました。
 100連勝越えのGeniusEpsilon AUDUSDはトレードがありませんでした。

 前回コラムで紹介した連勝ストラテジーですが、現在のポジションは「売り」×3つとなっており、上昇するAUDUSDに対して不利な状況となっています。
 過去にも同様の相場を「耐えるトレード(決済せず、ポジションを保有し続けるトレード)」によって利益を積み上げてきているので、まだまだ連勝が続く可能性はあります。
 本格的な資源国通貨高になるようであれば、運用停止判断が必要だと感じています。
 GeniusEpsilon AUDUSDは高勝率ストラテジーの中では珍しく長めのトレンドに合わせていくタイプの為、これまでのAUDUSDの下降トレンドからの反転となれば、連勝ストップだけでなく大きめの損切りの可能性もでてきます。

 金の卵ストラテジーのMAX USDJPYはポジションを変更。

 強めの買い判断を95日して、買い×4を仕掛けるも、その後の急落で早めの損切りとなっています。その後、反対ポジションとなる売りを仕掛け、現在も保有中ですが、そのトレンド判断は弱めとなっており、売り1つのみの仕掛けになっています。
 相場の早い上下動でトレンド判断に若干の狂いが出ているように感じます。現在の円安トレンドが続くようであれば、現在の「弱めの売り判断」から「強めの買い判断」に変更する可能性もありそうです。

 テラス・ストラテジーのみのフルオートとして採用している「(1ヶ月)収益率降順 / PF1.2以上 / 3ポジション以上(ご自身で設定する必要があります)」では今週から「CARLA AUDUSD」が採用となっています。

 先週は、MAX4トレードでマイナスとなり、週ベースでの連勝は5週でストップしてしまいました。
 CARLA AUDUSDは勝率低めながら1回の利益を大きめに狙うタイプなので、短期運用には若干向いていないストラテジーだと感じています。
 現在、売り×3ポジションを持っているので、次のトレードからがフルオートとしてのトレードとなります。
 反対方向の仕掛けを繰り返す傾向がある為、ドル安が続けば、次のトレードは「買い」となり、利益を狙いやすいポジションとなると思います。