米朝首脳会談を来週に控えDaepon GBPCHFは利確タイミングを掴めるか?

 先週は、イタリア政治情勢不安から前週のユーロ、ポンド下落を継続して始まりましたが、不安後退により相場は反対方向に急展開し往って来いとなっています。共に年間累積利益更新が間近だったDaepon GBPCHFPurpleCode USDJPYは決済できず未だにポジションを保有している状態です。
 先週金曜の米雇用統計も無難にこなし、経済的側面の不安感は少なく、米通商問題や来週12日に予定されている米朝首脳会談に注目が集まりそうです。リスクオンに傾くようであればDaepon GBPCHFPurpleCode USDJPYの持っているポジションは早めに利益確定したほうがよいでしょう。
 Daepon GBPCHFは売りポジション1つ保有中で先週と評価はほとんど変わっていません。

 今週の相場の動き次第ですが、下落が続いたGBPCHFが急激に反発していることから、一旦の相場転換と捉えこのタイミングで決済しておきたいところです。

 PurpleCode USDJPYDaeponと同様に売りポジション(3つ)を保有中で先週と評価はほとんど変わっていません。

 一旦、含み益が伸びきってから戻してきている状態なので、ストラテジーに任せることなく利益を確定してしまってもよいと思っています。
 このようなタイミングでは「なぜストラテジーは、含み益が目減りしていくときに早く利食いをしないのだろう?」と疑問に思うこともあります。
 これはトレーリングストップという利食いプログラムが実装されていないからだと考えられます。トレーリングストップとは、相場変動に応じて決済するラインを変更する手法です。
 例えば、
+350pispで利益確定する予定だったが、
含み益が+300pipsを超えた後、
それ以上伸びず、逆に+250pipsまで利益が減ってしまった。
その場合、さらに含み益が減るよりは、現状の+250pipsで利益を確定させておこう、
といった手法になります。

 この手法の概念を知れば、この手法を実装しない手はないと考えがちですが、損小利大のトレンドフォロータイプのストラテジーの場合、このトレーリングストップを組み込むことで獲得総利益が減ってしまうことがあります。
 Daepon GBPCHFPurpleCode USDJPYもトレーリングストップ手法を用いない方がより高いパフォーマンスが発揮できるという検証により開発されたのでは思います。
 運用トータルでの獲得総利益を高めたい場合はストラテジーに従い、まずは勝率を高め利益を確定させたいという場合は手動での決済という2つの選択肢があると言えます。

 テラス・ストラテジーのみのフルオートとして採用している「(1ヶ月)収益率降順 / PF1.2以上 / 3ポジション以上(ご自身で設定する必要があります)」では今週から「fluegel EURUSD」が採用となっています。

先週はトレードがありませんでした。