今週はイベント少なくレンジ相場!?Daepon GBPCHFはトレード無し

 先週は、英中央銀行(BOE)によるインフレ率見通しが引き下げられましたが、ポンドは事前の経済指標等で売られていたこともあり、大きな売りとはなりませんでした。
 今週は日本の1-3月期GDP速報や米小売売上発表などがありますが、主要国の金融政策会合はなく、今までのレンジ内で動く相場になるのではないでしょうか。シリア情勢による原油高などでの為替への影響には注意が必要です。
 年間利益更新を狙うDaepon GBPCHFですが、先週は決済トレードがありませんでした。3ポジションで含み益+217.8pipsとなっています。

 BOEの会合絡みで一時、ポンド安(GBPCHF上昇)となり、含み利益が減少しましたが週後半にかけて元の水準まで戻してきています。もう一段GBPCHFが下落してくれると年間利益更新となるのですが、材料難ということで達成は難しいかもしれません。
 Daepon GBPCHFは過去に1ヶ月以上ポジション保有を続けたことがあるストラテジーです。今までのレンジ内で相場が進行した場合、決済がないことも想定されます。含み益があるということから利確して、他のストラテジーの運用に変更するのもよいかもしれません。

ReMAXのEURUSD、GBPUSD、AUDUSDが揃って好調!

 過去にコラムで紹介したこともあるベテランストラテジーのReMAXが複数通貨ペアで利益を伸ばし、「金の卵」「銀の卵」ステータスが点灯しています。
 ReMAX EURUSDの直近1ヶ月を見ると、継続したドル高に対しては一貫して「売り」を仕掛け、先週5/10頃の底打ちタイミングで「買い」に変更しています。

 ReMAXはトレンドフォロータイプに属する戦略を持っている為、相場の反転には弱いとされますが、今回はきれいに相場に合わせたトレード反転ができています。相場判定ロジックが非常に有効に機能してしたことに加え、相場の反転がちょうど売りの利益確定ラインと重なったことも大きく影響していると思います。

 多くのストラテジーは相場の判断を計算していますが、その判断とは別にポジションをいつ仕掛け、いつ手仕舞いをするのか、仕掛けるタイミングでポジションの持っていた場合はどうするのか、といったポジションワーク判断のロジックを持っています。
 同じような相場判断をするストラテジーでも、ポジションの持ち方の制御によって成績は大きく変わってきます。投資・運用においては資金管理が重要であるという意味に近いと私個人は感じています。いかにポジションを上手く、相場判断に合わせられるかがストラテジーの設計において重要だと改めて感じます。

 テラス・ストラテジーのみのフルオートとして採用している「(1ヶ月)収益率降順 / PF1.2以上 / 3ポジション以上(ご自身で設定する必要があります)」では今週から「ReMAX EURUSD」が採用となっています。

 先週に引き続き今週も決済トレードがありませんでした。

 今週からは前述の好調ReMAX EURUSDの採用となっています。一発ステータスはついていませんが、ReMAXが利益を伸ばすときは、決まって4ポジションをフルに使っています。今週は難しいかもしれませんが、相場の大きな動きに期待したいと思います。