乱高下で一進一退の「MountainRange EURJPY」。FOMCを控えレンジ相場となるか?

先週は、トランプ大統領の鉄鋼アルミの関税表明や南北朝鮮首脳会議、米朝首脳会議開催についての情報などで上下した相場となりました。また週末の米雇用統計では予想を大きく上回る結果となり株高の流れへと繋がっています。
またECB理事会の声明でQEの規模拡大の文章が削除されるなどの影響も加わり方向感が掴みづらい相場となりました。来週にFOMCを控えた今週は、大きなトレンドは発生しづらく、レンジ相場になるのではないでしょうか。

方向感の定まらないユーロ円でMountainRange EURJPYは一進一退のトレードとなり先週合計で+10.8pipsとなりました。

相場全体としては円安方向に進んでおり、「売り」を繰り返し仕掛けているMountainRange EURJPYにとっては厳しい状況です。
それでも先週は5トレード41敗とし、合計でプラスとなっています。
32日に仕掛けた「売り」が大きなマイナスとなる中、こまめにレンジ相場で売りトレードで利食いし、損失拡大を防いでいます。
ただ、現在保有中のポジションは含み損が大きく、いつ損切りとなってもおかしくない状態です。底値近辺となる35日仕掛けた売りのマイナスが大きく響いています。

MountainRange EURJPYは大きなトレンドに身を委ねるようにトレードを仕掛けるため、現在の売り判断を変更しない限り、今週以降も引き続き「売り」を仕掛けると思われます。相場の先行きを読むことはできませんが、他の稼働中ストラテジーのポジションなどを踏まえて、一時的な停止などの検討をしてもよいかもしれません。

テラス・ストラテジーのみのフルオートとして採用している「(1ヶ月)収益率降順 / PF1.2以上 / 3ポジション以上(ご自身で設定する必要があります)」では3週連続で「Geronimon AUDUSD」が採用となっています。

連続での採用が続いているGeronimon AUDUSDが先週3トレード決済で+39pipsとしています。比較的長めのポジション取りをすることが特徴的で平均でも100時間程度の取引時間となっています。1週間程度じっくり利益が伸びるのを待つという戦略と言えます。

フルオートで連続採用となるストラテジーは、利益が伸びている証拠なので今週も期待したいです。