
12月の第3週もBeatrice 07ユーロドルは4つのポジション全てが損切設定値まで含み損が進み負けました。
今のマーケットでは更に損失が拡大すると考えられますので、弊社のリアル口座での使用するストラテジーは入替を実施することにいたしました。
弊社採用中ストラテジーの前週の実績
Beatrice 07ユーロドルの稼働を停止すべき理由は、ユーロドルの値動きを見れば一目瞭然です。
Beatrice 07ユーロドルは殆どのケースで月曜日から土曜日のマーケットクローズの少し前までポジションを持ち続けますので、ユーロドルレートを週足で見ます。
11月頃以降の値動きが大きい時には1週間で4~500pipsも激しく下落方向に動きエントリーの方向性を間違えると損切設定値での損失決済となっています。
Beatrice 07ユーロドル12ヶ月実績
2016年2月にもやはり週足で大きな値動きが発生し下落トレンド、そしてその後上昇トレンドが発生するといったマーケットでしたが、その際にも連敗が続きました。
このように値動きが大きくトレンドが一方方向に進む相場ではBeatrice 07ユーロドルは成績を上昇させることは難しいことが明らかです。
今後のマーケットがどうなるかを予測するために情報を探したところ、弊社サイトfx-onの投資サロン「YEN蔵のリアルタイムメルマガ『リアル・トップ・トレーディング』」
http://fx-on.com/adviser/detail/?id=10520
で日々の分析を発信するYEN蔵先生のコメントに注目しました。
「昨晩は米10年債利回りが一時2.63%と高値をつけドル円も118.66付近まで上昇した。
ここのところ米国債の利回り上昇は急激です。米国債の売り手に関してはグレートローテーション
機関投資家が債券を売って株式を買っているとの観測もあります。
昨晩発表された米財務省
https://www.treasury.gov/Pages/default.aspx
の10月の対米証券投資の統計によると中国の米国債の保有が減少しています。
中国1兆1157億ドルの保有となり、先月から413億ドルドル減少しています。
中国は6月以降300億ドル以上コンスタントに米国債を売っています。大体3~4兆円ほど
毎月売っていることになります。
米国債は6月に1.3%ほどと金利の安値をつけていますから中国の売却開始と米国債の利回り上昇の時期は一致しています。
必ずしも中国だけが原因というわけではないでしょうが、
おそらく中国は人民元の為替介入の資金確保もあり米国債を売っているのでしょう
人民元は1ドル=6.9508元と2008年5月以来の元安水準です。
元の下落を抑えるために市場でドル売り元買い介入をしています。
このドルを確保するために、手持ちの米国債を売っているのでしょう。
人民元の下落が続く限利は、中国の米国債売りは続くのではないでしょうか。」
と、中国の米国債売りは続き米10年債利回り上昇が継続するだろうと分析されています。
ここから、今後もドル高が続きユーロドルの下落トレンドは収まらない可能性は高いのではないかと考え、停止判断をいたしました。
そして、新たに採用するストラテジー候補として、上記の理由でドル高円安続行の可能性は高いと判断し、ここ最近のドル円上昇で大きく成績を伸ばしているPinyinFX ドル円をピックアップしました。
PinyinFX ドル円3ヶ月実績
このドル円上昇相場にロジックがマッチしていることは、損益曲線を見れば明らかです。
また、同様の理由でPriceBreaker S1 カナダ円も選んでいます。
PriceBreaker S1 カナダ円3ヶ月実績
更にWARASHIBE Traderユーロ円も選定しました。
WARASHIBE Traderユーロ円3ヶ月実績
これらのストラテジー中から選出し稼働を開始します。